「ワイハイ」とか「Wihi」とかを巡る冒険
一昨日は "「フェスブック」とか「ワイハイ」とか" という記事を書いた。オバサンたちの世界では、Facebook が 「フェスブック」、Wi-fi が「ワイハイ」ということになっているようなのである。
ところが、今日になって気付いた。Wi-fi を「ワイハイ」とか「Wihi」とか言うのは、何もオバサンたちに限らないようなのである。試しに「ワイハイ」でググると、Google が勝手に気を利かせて ”Wi-fi" の検索結果を出してくれてしまうのだが、それを排除して純粋に「ワイハイ」のみで検索してみる。
それをするには、「ワイハイ -ワイファイ -wifi -wi-fi」としてググる。「ワイファイ、wifi wi-fi」のそれぞれの前に 「-」(マイナス)を付けると、それらを除外してくれるのだ。するとなんと、22万5000件がヒットしてしまう。
この中には「ワイハイ」という名の居酒屋関係が結構含まれるので「???」になって調べてみると、「ワインがぶ飲みするならコスパ最強ステーキ酒場へ!ワインのハイボール ”ワイハイ” が新登場」というのが見つかった。なるほど、「ワインのハイボール」とは素晴らしい和製英語だ。
そういうことなら話がわからないでもないのだが、中には「Wihi」とか「WIHI」とかいう表記も見られるのである。"Wi-fi" が「ワイハイ」に訛って、それを無理矢理アルファベット表記に戻すと「Wihi」になってしまうようなのだ。いやはや、とんだ三段論法である。
ところで ”LAN” は ”Local Area Network” の省略形だが、”Wi-fi" って何の略語かと調べてみると、元になった言葉は ”Wireless Fidelity” (無線の忠誠)なんだそうだ(参照)。ずいぶん意表を突いている。
とすると、「Wihi」はまさに「ワインのハイボール」のこととする方がいい んじゃないかと思ってしまうよね。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 「ネットを見ない高齢者」という偏見(2024.11.29)
- Bluesky で英語のネット・スラングを学べた(2024.11.24)
- 年賀状は、本当にネットで済ませようよ(2024.11.22)
- 「入国審査」が「入獄審査」になってしまう件(2024.11.03)
- 会社の会計システムが「個人ベース」だったとは(2024.10.18)
コメント