津々浦々のカラオケ店
緊急事態宣言が解除になり、いろいろな業種が営業を再開している。ちょっと歩けば田園地帯という私の地元でも、カラオケ店が何店も派手な幟を立てて営業再開をアピールしていて、私としては「近所にこんなにたくさんカラオケ店があったんだ!」と、今さらながら驚いている。
上の写真の店は「日替わりランチ」の幟を立て、「大小宴会」まで訴求して、結構繁盛しているらしい。聞くところによると、とくに年寄り連中の「昼カラオケ」なるものの需要が大きいらしいのだ。妻の知り合いにも「昼カラオケ好き」がいて、「単なる食事代としても安い」なんて言っているという。
それに、店側でも食事と酒を出しさえすればあとは放っておけばいいので、案外楽なのだろう。勝手に飲み食いして、勝手に歌って、勝手に楽しんで帰るだけというなら、手間がかからない。
ただ、今日になって北海道の「昼カラオケ」でコロナのクラスターが発生したというニュースが入った。読売新聞は "「昼カラオケ」盲点だった…高齢者憩いの場でクラスター" の見出しで伝えている。
カラオケは「大きな声を出したり、マイクを共用したりするため、感染拡大のリスクがある」と指摘されている。それでも他にすることがないし、夜に出歩くのも憚られる年寄りには、「昼カラオケ」が得がたい楽しみなのだろうね。
それでなくても「日本人、カラオケが好きだなあ!」と、いつも思ってしまう。諸外国でもないわけじゃなく、"Karaoke" は今や立派な国際語になっているが、こんなに津々浦々にまでカラオケ店があるというのは、多分日本ぐらいのものだろう。
私は歌いたかったら自前のギターで弾き語りするから、カラオケというのは悪いけど今イチわからないところがあるのだよね。
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