レジ袋代わりの新聞紙ゴミ袋にもハードルが
元々レジ袋はもらわないようにしていたのだが、コンビニでのちょっとした買い物ではついもらったりしていた。しかしさすがに最近はマイバッグ持参が徹底して、身の回りからレジ袋がすっかり姿を消してしまったのである。
そんなわけで世の中では、「ゴミ袋に困ってしまう」という声が聞かれ始めた。私としてもクルマで出かけた時など、コンビニのレジ袋は車内での一時的なゴミ袋として重宝していたので、少々勝手が違ってしまっている。
そんなことを感じていたので、本日付の秋田魁新報の ”「脱レジ袋」の困りごと解決 ゴミ袋の代わりは新聞紙で OK” という記事には、つい興味を覚えてしまった。地方紙って、時々こうした身近な問題を上手に取り上げてくれる。
ただ、ウェブ上で記事全文と拡大写真を表示して実際の作り方を確認するには、有料の会員登録をしなければならない。こちらとしてはそこまでする気はないので、「新聞紙 ゴミ袋」のキーワードでググってみると、「新聞紙のゴミ箱」の作り方を説明した動画が見つかった。
ただこれ、案外簡単に作れそうなので自分でも試してみようとしたのだが、ここで思わぬ問題にぶち当たった。
私は情報をもっぱらネットとラジオで入手するようになって、新聞購読は止めて久しいので、家の中に新聞紙というものがないのである。いくら何でも 1部くらいはあるだろうと古紙の束を探ったのだが、全然ないじゃないか。
というわけで、レジ袋代わりの新聞紙ゴミ袋というのも、昨今ではちょっとしたハードルがあるとわかってしまったのだった。
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コメント
レジ袋は石油精製の時の副産物であるナフサを有効利用して作られたもので、買い物用途を終えたらそれをゴミ出し用に使い最後は燃料として焼却し自治体によってはその熱で発電し売電している。
とてもエコな有効利用しているというのになぜ悪者にするのか分からないですね。私の場合ゴミ出し用に別にビニール袋を買い、それに入れて出してます。新聞紙に入れると中身が見えないので収集車が持って行ってくれないので、それをプラ袋に入れる必要があります。(中身が見えないことには変わりないがプラ袋に入っていればOK)
全国的にレジ袋無料を廃止しましたが、プラ袋の使用量は変わらないと思います。これは環境省のアリバイ作りでしかないですね。
投稿: ハマッコー | 2020年7月25日 06:23
ハマッコー さん:
なるほど、レジ袋は石油精製時の副産物の有効利用であり、出てきちゃったものは、使いましょうというのは、たびたび指摘されるところですね。
ただ、もっとシビアに言えば、太陽光などの自然エネルギー利用を促進することで、地下資源である石油そのものの利用を減らしたいというところまで行くべきだとも考えられます。
長い道のりかもしれませんが。
投稿: tak | 2020年7月25日 13:05