加古川という街は美人が多い
ほぼ 4ヶ月ぶりの出張で、今夜は兵庫県加古川駅近くのホテルで一泊する。加古川の地は、昨日までは昼頃は晴れても夕方前から雨になるとの予報だったが、どうやら降らずに済みそうだ。明日に寄り道する予定の京都も、夕方過ぎまで降らずに済むとの予報に変わっている。我ながら、晴れ男ぶりがありがたい。
加古川という地名を聞くと、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』の登場人物、加古川本蔵を思い出す。松の廊下で塩冶判官(モデルは浅野内匠頭)が高師直(モデルは吉良上野介)に斬りかかるのを、「殿中でござる」と羽交い締めにして止めた人物だ。
この行為が、周囲から「武士の情けを知らぬ」と難じられたが、討ち入りの前に高師直邸の絵図面を差し出して計画を助け、絶命する。「余計なことをしたが、最後にはしっかり本心を伝えて果てる」という、歌舞伎で言うところの「モドリ」という役柄の典型だ。
まあ、実際に来てみれば、加古川の街並みには忠臣蔵の気配なんてまったくなくて、ごく普通の地方都市だ。ただ、行き交う女性にやたら美人が多い。なかなかの街である。
【7月 21日 追記】
今日は本日付にも書いたように、京都にちょっと寄り道して帰ってきたのだが、そこでも行き交う人に美人が多いような印象を受けてしまった。
よくよく観察してみると、道行く人のほとんど全員がマスクを着用しているので、妙齢のご婦人が目の周りをバッチリ化粧していさえすれば、大概美人に見えてしまうのだった。最近はあまり徒歩で街中を歩く機会がなかったので、この新しい状況にこちらの目が慣れていなかったようなのである。
というわけで、ぶち壊しみたいな付け足しで大変恐縮だが、加古川のご婦人はとくに美しく見えたということで、よろしく。
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コメント
出張、お疲れさまでした。
ところで、女性は「この街ってイケメンが多いなぁ」って、思うのかなぁ。
おばさんには、分かりませんが……。(^_-)
投稿: さくら | 2020年7月20日 21:15
さくら さん:
女性がどう思われるかは、遺憾ながら未知の領域です ^^;)
ただ、秋田在住の友人は「こっちは美人が標準だから、ほかの地域に住む男が気の毒」などと言っています。気の毒がられるほどじゃないと思いますがね。
投稿: tak | 2020年7月21日 05:34