「シャンプーバー」というものがあるらしい
本日の TBS ラジオの昼の番組「ジェーンスー生活は踊る」の冒頭で、「本日の特集はシャンプーバー」と言う。シャンプーをいろいろ取りそろえた売り場を紹介するのかなんて思ったが、実はまったく違っていて、「固形シャンプー」のことなのだそうだ(参照)。
この「シャンプーバー」というものがなぜ注目されているのかというと、「環境にやさしいから」ということらしい。液体のシャンプーはプラスチック・ボトルに入っているが、ELLE Shop によると、次のようなことになっている。
「Planetoscope」の調べによるとフランスでは、毎秒5個、そして 1日 47万 6千ものシャンプーボトルが消費されているとのこと。一方、シャンプーバーは、紙での舗装が一般的。処方はもちろん、パッケージも地球に優しいことで支持を集めている。
へえ、そんなこととはちっとも知らなかった。だが、ウチでは詰め替え用袋入りのシャンプーを買っているみたいだから、ボトルの無駄遣いはしていないと思う。ここで「思う」なんてはっきりしない言い方をするのは、私自身はほぼ 30年にわたってシャンプーなんて使わずに、固形石けんで洗髪しているからだ。
ご覧のように、一昨年の 4月 16日付で「固形石けんで髪を洗うのだ」という記事を書いている。頭の先からつま先まで、無添加の石けんで済ませていて、リンスなんかも使っていない。
というわけで、「シャンプーバー」というのはいかにもお洒落っぽい商品だが、「固形石けんとどう違うの?」なんて思ってしまうわけなのである。まあ、「それなりにそれっぽい成分」が入っているということなのだろうけどね。
ちなみに「バー」というからには「棒」のような形なのかと思ってしまうが、写真を見ると四角っぽい。まあ、「チョコレート・バー」と言えばあの平べったいチョコレート 1枚のことだし、「石けん 1個」のことは "a bar of soap" なんて言い方をするので、これでいいのだろうと思うしかない。
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コメント
シャンプーボトルと言うのが問題ですね。ドラッグストアの棚に同じブランドのシャンプーボトル入りと詰め替え用の袋入りとが売られていますが、何とシャンプーボトル入りの方が単価が安いのです。詰め替え用の方が安いと早とちりして買った人は高く買わされてるのです。
両者は内容量が同じでなく、一瞬でどっちが単価が安いのか判断できないという仕掛けが施してあり、袋入りの方が安いし資源の保護になるだろうと考えて買った客が損をする(メーカーが儲かる)という狡猾な戦略を感じます。
企業はなにかと「環境」と言う言葉を好んで使いますが、マーケティングを任された広告会社が使ってるだけで、メーカーの隅々まで「環境」という言葉が染みこんでるとは思えませんね。
ところで、最近はハンドソープとかボディシャンプーはやめて固形石鹸に切り替えています。圧倒的に単価が安いです。
便利そうに見えるものは、実はメーカーが儲かる仕掛けでもあるのです。
投稿: ハマッコー | 2020年7月13日 23:32
シャンプーバーは液状シャンプーと同様に界面活性剤が含まれているんですかね?含まれているのなら私は使いません( ̄ー ̄)界面活性剤って髪のキューティクルを傷めるんですよね。それを使って傷んだ髪のケアのためにトリートメントを買わせるという、これって〇〇〇〇〇〇商法?ww (メーカーに狙われるかな(冷汗))私も全身固形石鹸1個ですが、シャンプーを使ってる人のほうが私より圧倒的に白髪が多い気がしますね。気がするだけですが。その白髪を染めるために白髪染めを買わせるという、またも〇〇〇〇〇〇商法?みたいなw
…私、夜道を歩くときは気をつけたほうがいいかな?( ̄ー ̄)
投稿: 闇の黒兎男爵 | 2020年7月14日 09:50
ハマッコー さん:
詰め替え用の方が高いとは、初めて知りました。これは大問題にすべきですね。
レジ袋有料化とか、いろいろ「環境対策」が進んでいるように見せかけながら、そんな欺瞞的なことをしているとは、ひどすぎる話です。
投稿: tak | 2020年7月14日 13:45
闇の黒兎男爵 さん:
>シャンプーを使ってる人のほうが私より圧倒的に白髪が多い気がしますね。
私も同様な気がしています。
気がするだけですが (^o^)
投稿: tak | 2020年7月14日 13:46