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2020年7月18日

日本人はテレワークが苦手のようなのだ

下の図は、ニュースサイト「スラド」の「在宅勤務時の生産性が低いと感じる人の割合、調査した10カ国では日本が最も高いという結果」というニュースに関連して、PC Watch に乗った「在宅勤務での生産性は、オフィスで勤務するより下がるとした解答者の比率」である。(図のクリックでリンク先に飛ぶ)

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アンケートは日本、米国、ブラジル、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、中国、インドの10カ国で、企業/団体の従業員/職員20,262人を対象に行われたが、日本は「在宅勤務時の生産性は、オフィスでの執務時に比べて低い」という回答が、10カ国平均の13%を大きく上回る 40%となった。

逆に見れば、過半数となる残りの 60%は「在宅勤務時の生産性は、オフィスでの執務時に比べて低い」とは答えなかったというのが多少の安心要素になるとはいえ、10カ国平均の 3倍以上で断トツというのがすごい。少なからぬ日本人は、一人でテレワークするのがかなり苦手のようなのである。

日本人のこうしたネガティブな回答の理由としては、67%が企業のテクノロジー投資の少なさを挙げた。「在宅勤務に必要な機材を会社が全額負担したという回答は 31%、1人あたりの IT機器購入金額は 132ドル(世界平均273ドル)と、いずれも10カ国中最低だった」とされている。

何しろ日本の企業は、出社して仕事をするのが基本のキホンと考えているから、自宅で仕事をするための機材購入費を会社が負担するなんてことは、かなり敷居の高いことであるらしい。そんなことだと家ではまともな IT 機器を使えないので、生産性が下がるのも当然だ。

ただ、スラド記事には「それは本当の理由ではないと思う」というコメントが付いているのが興味深い。"一番の問題は「自分の視野に居る人間としかよろしく出来ない人間が多い」だと思うよ" というのである。私もこの見方には賛成だ。

もっと端的に言えば、「同じオフィスでごちゃごちゃっとした中に埋没しないと、仕事をしているような気分になれない」ということなのだろう。少なからぬ日本人は、独自の段取りを考えてガガーっと仕事をこなし、さっさと「一丁上がり」にしてしまうことに馴染めないようなのだ。

こんなことだから、会社としてもテレワーク用の機材なんてまともに買ってくれないのだろう。

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