浜松で 41.1℃の「日本タイ記録」
所用のためクルマで外出し、夕方に戻るとラジオ・ニュースで「41.1℃ の日本タイ記録」なんて言っている。どこの話かと思ったら、何と浜松だというではないか。無茶苦茶な暑さというのは内陸で記録されるものと思っていたが、海に近い浜松でこんなことになるなんて、びっくりである。(参照)
いや、そういえば私の生まれた山形県酒田市だって日本海に面した港町だが、42年前の 1978年 8月 3日に 40.1℃ の最高気温を記録したことがある。海に近いところでも条件さえ重なれば 40℃超えしてしまうということのようで、Wikipedia の「酒田市」の項目には、次のように書かれている(参照)。
日本の公式な気象観測所で 40℃以上の気温が観測されたのは太平洋戦争後では初めてで、当時歴代 3位に相当する記録であった。
この時のことを私は 26年後にこのブログで "猛暑と「知らぬが仏」" というタイトルで、次のように書いている。
その日、私は南アルプスの 3000メートル近い稜線直下で、台風をやり過ごすために一日停滞していた。グラスファイバー・フレームが強風でギュンギュンしなるテントの中で、ラジオのニュースが「山形県酒田市で、40.1度を記録」というのを聞いて、おったまげたのを覚えている。
私に山中の停滞を強いたその台風が、フェーン現象の原因となり、故郷の空気に大変な熱をもたらしたのである。
冷房があまり普及していなかった頃とて、この日の酒田の人たちは「今日はなんだかおかしい」などとつぶやきながらも、普段どおりに働いていたが、夕方のニュースで最高気温が 40度以上になったと聞かされた途端に、「だぁ~!」と叫んでひっくり返ってしまったという。まさに「知らぬが仏」だった。
今回の浜松の場合は、前日も 40℃超え(40.2℃)を記録していただけに結構覚悟していたはずだから、「知らぬが仏」ということはなかっただろう。エアコンの普及した現代のことで、本当によかったと思う。
それにしても 前世紀においては 気温 40℃以上なんていうのは稀な記録だったが、今世紀に入ってからはあまり珍しくもなくなった。2018年以後は、3年連続で複数回の 40℃超えを記録しているのだから、最近の地球温暖化は大変なものだということがわかる。
| 固定リンク
「自然・環境」カテゴリの記事
- 「ヘクソカズラ」とか「イヌフグリ」とか(2024.09.30)
- 2024年が最も暖かい年になる確率が 97% だそうだ(2024.09.18)
- 残暑は 10月中旬まで続くんだそうだ(2024.09.13)
- あと 1週間は、暑さに耐え続けなければならないようだ(2024.09.11)
コメント
いやあ、これは道路の舗装とエアコンの室外機が主犯でしょう。地球温暖化で色んなことを簡単に説明するのは、ちょっと違うように思います。よく台風が大型化しているとかも言いますが、戦後の台風大型ベスト10は全て20世紀で、1、2位は1950年代の伊勢湾台風と第二室戸台風です。水害も人が住んで無かったリスクの高い地域を開発したことが多いように思います。熊本のように以前から度々水害のあった地域もありますが、それは日本では昔からですし。ちなみに私の家も浸かったことがあります。さもありなんという地名です。
投稿: basara10 | 2020年8月18日 05:15
basara10 さん:
>これは道路の舗装とエアコンの室外機が主犯でしょう。
これも要因の一つでしょうが、「主犯」だとすると、東京と大阪なんてもっとずっと暑くならなければいけないような気もします。
とくに大阪なんて、皇居もないし、緑も少ないし、しょちゅう 40℃ になってもいいような。
いずれにしても、複合要因と考えるのが妥当ではないかと思っています。
投稿: tak | 2020年8月18日 06:43