少々夏バテ気味だ
先月末あたりの天気予報では、9月に入れば暑さが少しは和らぐなんて言っていたが、とんでもない。まだまだ残暑が厳しくて、さすがにバテ気味である。
上の図は weathernews のサイトに出ていた「9月の気温傾向」だが、沖縄を除く日本全国で「平年より高め」となっている。しかも関東の天気傾向は「曇りや雨の日が多くムシムシ暑い」ということになっていて、要するに一番イヤな暑さが続くってことだ。ああ、沖縄に避暑に行きたい。
思えば 9年前の 2011年、あの「東日本大震災」のあった年、私は自宅のエアコンの電源をコンセントから抜いたままだった。原発事故で電力不足が喧伝されたため、「それなら、エアコンなしで行ったるわ!」と、気合いで乗りきったのである。ちなみに、翌 2012年もエアコンなしで過ごした(参照)。
ところが、今年はさすがにエアコンなしでは耐えきれない。コロナ禍による「テレワーク」が当たり前になり、自宅で PC に向かいっぱなしで仕事をする時間が増えたこともあって、素直にエアコンを使いまくった。そうでもしないと熱中症でダウンしそうだったしね。
「それにしても、8年前、9年前は、よくエアコンなしで耐えられたなあ」と、我ながら不思議に思い、気象庁のページでデータにあたってみた。とりあえず茨城県つくばの地域の 2011年 8月と、2020年(つまり今年) 8月のデータを比較してみたのである。
面倒くさいことはさておいて、気温のみに焦点を当てると、2011年 8月は 30℃ 以上になった真夏日が 18日あり、その中で 35℃ 以上の猛暑日は 5日間だった。それほど涼しい夏というわけでもなかったのに、まあ、意地でもエアコンのスイッチを入れなかったわけである。
ところが今年の 8月は様相が全然違う。気温 30℃ 以上の真夏日が 26日もあった。つまり「ほとんど毎日真夏日」に近かったのである。そのうえ 35℃ 以上の猛暑日が 8日あり、さらに 33℃ 台 と 34℃ 台が、それれぞれ 5日ずつあった。
つまり、「滅茶苦茶暑い猛暑日」と「単なる真夏日以上の、本当にクソ暑い真夏日」を合わせて、月の半分以上の 18日あったってわけだ。そして 9月に入っても半分以上が真夏日で、しかもムシムシする高湿度。そりゃ、夏バテもするわ。
というわけで、まだ 9月上旬だというのに早くも 10月の声を聞くのが待ち遠しい。新蕎麦の食える頃になれば、少しは一息つけるだろうと、今から楽しみにしている。
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