Zoom のビューの並び順が「上座・下座文化」に対応?
スラドに「Zoomがビューの並び順を任意に変えることのできる機能を搭載。日本の上座・下座文化に対応か」という記事があるのを見て驚いてしまった。「上座・下座文化」って、そこまで根強いものだったのか。
Zoom を使ったミーティングは最近かなり盛んに行われるようになった。そして個人的には組織内の地位や役職に関わりなく、自分とホストの画像が一番上になる以外は、ほぼアクセスした順にギャラリーが並ぶというのを、余計なストレスのないコンセプトとして、むしろ好ましく思っていた。
中には、「〇〇部長のお顔がずっと下の方になっているのは、ヤバいんじゃないの?」なんて言うヤツもいないわけじゃないが、そんなのは「仕様ですから」の一言で済ませていた。しかし今後はホストが手動でギャラリーの並び位置を変えられるというのだから、ある意味面倒なことになってしまった。
これからは Zoom 会議をする度に、「〇〇部長をちゃんと上座に移せ」とか「〇〇部長と△△部長では、どちらを上座にすればいいんだ?」とか、馬鹿馬鹿しい軋轢が生じてしまうだろう。その度にホストはビューの表示順で神経をすり減らすことになる。
そんな余計なことをするよりも、「仕様ですから」で割り切る方がずっと面倒がないと思うがなあ。
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