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2020年10月に作成された投稿

2020年10月26日

Apple Watch を使って Mac に瞬時にログイン

自分のブログを検索してみると、私がそれまでのガラケーから iPhone に乗り換えたのは、11年以上前の 2009年 8月 14日のことだった(参照)。バリバリの Windows ユーザーだった頃である。ちなみにその 3年前の 2006年には既に何代目かの iPod を使っていた。

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そしてあの大震災のあった 2011年、3ヶ月近く経ってようやく落ち着きかけた 6月 3日に ipad を買った。2日後と 9日後に使用レポートを書いている(参照 1参照 2)。

Windows PC から Macbook Pro に乗り換えたのはその 2年半後の 2014年 1月 20日だったが、さすがに iPhone や iPad のようにすぐにレポートを書くことはできない。"Mac を使うことによる 「しっくり感」"という記事を書いたのは、10日経った 1月 30日だった。

そして今年になってからは、デスクトップの iMac、軽量ノートの MacBook Air、iPad、iPhone、そして 2017年 11月 2日に買った Apple Watch (参照)と、合わせて 5台持ちの堂々たる(?)Apple 信者になってしまっている。ここまで来るのに 14年以上かかっているということだ。

2018年 3月 5日に、「もし MacBook Air の廉価版が出るなら、私は将来的には、自宅で使う iMac と、外出用の MacBook Air、そして iPhone の 3台体制に移行したいと思う」と書いている。確かに最近は iPad の使用頻度が高くないから、これに Apple Watch を足した 4台体制で満足している。

そして最近、ふとした小技を知った。手首に Mac と連動させた Apple Watch を付けていると、ログインの際にパスワードとか指紋認証などの面倒がないのである。

Mac の「システム環境設定」から「セキュリティとプライバシー」を選択すると、「Apple Watch を使ってアプリケーションとこの Mac のロックを解除」という項目がある。これをオンにすると、スリープ状態になっていた Mac のキーボードかマウスにちょっと触れただけで、瞬時にログインできるのだ。

電源オフになっていた場合でも、パスワード入力画面が表示される前にログインできてしまっている。これはかなり快適だ。下手するとログイン・パスワードを忘れてしまうんじゃないかとも思ったが、既に体に染みついているから、どうやら大丈夫そうだ。

 

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2020年10月25日

「血糖値スパイク」という現象があるらしい

夏こそ甘酒」という記事を書いたのは、7年ちょっと前のことだ。それまで冬に体を暖める飲み物とばかり思っていた甘酒が、俳句では夏の季語になっていると、この時初めて知ったのである。

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甘酒は「飲む点滴」と言われているほどで、体がぐったりと疲れた時などは、暖かい甘酒を 1杯飲んで寝るだけで、驚くほど回復する効果がある。そんなわけで、最近はちょっとハードワークがたたって(あるいは年のせいで?)かなり疲れ気味だったので、久しぶりに甘酒を飲んでみた。

おかげで疲れはかなり回復したのだが、妙なことに気がついた。午後の「おやつ時」に甘酒を飲むと強烈な眠気が襲ってきて、仕事どころではなくなるのである。机に向かっていても目を開けていることすらできず、いつの間にか寝落ちしてしまって、2時間ぐらい経ってからふと目が覚めていたほどだ。

さすがに「これは一体どうしたことだ?」と気になり、ネットで調べてみると、「食後の急な眠気の原因は血糖値スパイク? 予防に効果的な食事法 4選」というページに行き当たった。私の場合、どうやらこの「血糖値スパイク」という現象が起きていたようなのである。

このページの記述に沿って、「血糖値スパイク」のメカニズムを、下にまとめてみる。

  1. 健康な人の場合、血糖値の変動はインスリンの働きで一定に保たれているが、糖の過剰摂取にインスリンの働きが追い付かないと、糖を細胞に取り込めなくなり、高血糖状態になる。

  2. 血糖値が急激に上がるとインスリンが大量に分泌され、糖を細胞などに運ぶエネルギー化を強化する。甘酒で疲れが取れるのはこのおかげなのだろう。

  3. しかしこのはたらきの反動で血糖値が急降下して、今度は低血糖状態になり、強い眠気や倦怠感を感じたり、イライラしやすくなったりする。

なるほど、私の経験した「強烈な眠気」と「疲れの回復」は、これで説明が付く。もっともこのページにある「血糖値スパイクのセルフチェック」のための「問診票」にトライしても、16項目のうち 2項目しか当てはまらないので、私は決して「血糖値スパイクになりやすい体質」というわけではなさそうだ。

今後は「ちょっと疲れ気味」程度では、いくらノン・アルコールだからといって、昼から甘酒を飲むのは止めておこう。飲むなら夜の入浴後にすると、歯を磨くのがやっとというほど、あっというまに眠りに落ちる。

【追記】

Wisdom 英和辞書によると、"spike" という語には、「(主に折れ線グラフなどの)とがった点、山形に折れた部分」という意味がある。

なるほどね、血糖値が急激に上がって、また急に低下するピークをとがった「スパイク」に喩えたのだろう。

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2020年10月24日

飲酒のメリットとデメリット

3年前に「お酒は卒業しちゃったようだ」と書いたように、私はすっかり「酒を飲まない人」になってしまって、近頃では飲み会に誘われるのさえ苦痛に感じる。飲むのは半年に 1度ぐらいで十分である。

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東洋経済 ONLINE に ”「お酒で現実逃避する人」が見逃す不都合な真実” という記事がある。"飲めば飲むほど「嫌な記憶」が強化されてしまう" というサブタイトル付きだから、ちょっと見逃せない。

東京大学大学院の松木則夫・野村洋両氏の研究では、「やけ酒をするとイヤな記憶や気持ちがかえって強くなる」と判明している。ネズミに電気ショックを与えた後にアルコールを注射すると、電気ショックの恐怖を忘れるどころか恐怖がさらに強まり、臆病になってしまったというのである。

アメリカ国立衛生研究所のホームズらの研究結果によると、「アルコールを常習するとイヤな記憶を消す能力が下がる」というのだから、「酒を飲んで憂さを忘れる」なんて幻想で、実は逆効果のようなのだ。

飲めば飲むほど嫌な記憶が心に深く刻み込まれるという作用を知らないと、その記憶から逃れようとして、ますます酒に逃げ込もうなんてするようになるのだろうね。これはもう、悪循環としか言いようがない。

ただ、酒は適量さえ守ればクリエイティビティが増すというメリットもあるらしい。ニュースはイリノイ大学のジャロスツらが行った実験について、次のように伝えている。

21歳から30歳の男性40人をアルコールを摂取した20人のグループと、摂取していない20人のグループに分け、パソコンの画面に映し出された言葉の問題について、各問1分間の制限時間内で答えを入力するという課題をやってもらいました。結果、正答数については両者に違いはなかったものの、アルコールを摂取したグループの方が回答が早く、また洞察に富んだ回答をしていたのです。

ちなみに「適量」は、アルコールの血中濃度が 0.75% ぐらいが最も効果があるようで、缶ビール 1〜2本に相当すると報告されている

いずれにしても「飲み過ぎ」はよくないようで、「憂さを忘れる」ためといった「暗い飲み方」で量が進んでしまうと、心と体にとってさらに悪いということのようだ。

 

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2020年10月23日

インターネット接続が 3日続けて安定している

17日に「インターネット接続の光回線が突然死んだ」という記事を書いて、それから 3日連続で夜になると光回線がつながらなくなるという状態が続いたが、この記事の【10月 20日 追記】に書いたように、20日夜にはこの現象が消え、フツーにつながるようになった。

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このところはずっと右側の ONU の緑色のランプがちゃんと 4つとも点灯してくれているが、17日の記事に添えた写真では、「認証」と「光回線」というランプが消えっぱなしだったのだ。左側の ルーターも、「電源」ランプの下の「警告」ランプが、ずっと赤く点灯していた。

あれはいったいどういうことだったのだろうと、「夜間 光回線 切断」というキーワードでググってみたが、「夜になると接続が遅くなる」という現象に関する記述は多いが、「切れる」という現象に関しては、ドンピシャリの回答がほとんどない。

いずれにしても、夜になるとアクセスが集中的に増えてスピードが遅くなるというのは、ありがちの現象のようだ。我が家の場合はそれが極端な形で現れて、朝になるまで切断された状態が続いていたのだと思われる。

それにしても、私は基本テレワークなので、インターネットがつながらないと本当に困ってしまう。一応 iPhone でテザリング接続するという手で切り抜けていたが、やはりつながるべき光回線がつながらないというのは、かなりのストレスになる。

20日から今日まで 3日間、夜になっても安定してつながっているので、ひどい状態は一段落したものと考えているが、いつまたぶり返すか知れたものではない。願わくは、まともな状態がずっと続いてほしいものである。

 

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2020年10月22日

茨城県のイメージが最下位を脱出したらしい

ちょっと旧聞気味で恐縮だが「都道府県魅力度ランキング」という調査で、私の住む茨城県が 8年ぶりに最下位を脱出したらしい。ビリから 2番目になったのかと思ったが、実は岐阜県と並んでビリから 5番目だった。下に福井、佐賀、徳島、そして最下位の栃木の 4県がある。

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こりゃもう、「へえ!」ってなもんだ。8年も最下位をキープしていたのだから、茨城県民には妙な誇りみたいなものまであって、Livedoor News では "「万年最下位に意味がある」「自虐できなくなった」など戸惑いも広がっている" (参照)なんて伝えられている。

実は今日、ちょっとした用があって通称 "TX" の「つくばエクスプレス」沿線、つくばみらい駅というところまで行って驚いた。なんとまあ、そこはちょっと前の東京郊外とか横浜郊外の街作りみたいな様相に変化していたのである。ちょっと前までは畑か山林だったのに、こんな感じだ。

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TX 沿線はもはや茨城県ではなく、バブルの頃の金曜夜 ⒏時台のテレビ・ドラマに登場した「小洒落た住宅街」みたいな感じに変貌してしまっていたのである。いやはや、こりゃもう、茨城県の光景じゃないね。

私の住む住宅地は、約 40年前に引っ越して来た頃は周り中が働き盛りのサラリーマンだったが、いまや年寄りばかりの街に変わってしまっている。道理で道路のクルマの流れがめちゃくちゃトロくなっているわけだ(参照)。

ところが TX 沿線だけは都心方面から流入してきた若夫婦が多く、子どもも増加しているんだそうだ。そんなこんなで、茨城県のイメージも少しずつ変わってきているのかもしれない。

とはいえ私自身も「自虐のネタがなくなった」と、ちょっと淋しい気がしているクチである。

 

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2020年10月21日

学校でのマスク着用は、必要以上に息苦しいのだね

一昨日の「ニューヨーカーのマスクコレクションがおもしろい」という記事で、"日本の学校だったら、「マスクは白無地が原則。派手な柄のマスクは禁止」なんて言われそうだ" と、半ば冗談のつもりで書いたら、これが全然冗談になってなかったと判明した。

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この記事に柘榴さんから、”「言われそう」というか、既にそういう事例がありました” というコメントが付いた。示されたリンク先に飛んでみると、上毛新聞の「マスク 白でないとダメ? 小学校で指導 県議会で県議が指摘」という今年 3月 27日付の記事で、こんな内容である。

新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続く中、「柄があるマスクの着用を子どもに認めない学校がある」との指摘が、26日の群馬県議会文教警察常任委員会に出席した県議からあった。新年度の学校再開を控え、予防の観点からデザインにかからわず着用を認めるよう、市町村教委へ呼び掛けるよう要望した。

試しに「学校 マスク 白」のキーワードでググってみると、出てくるわ、出てくるわ。大変な数だ。その中からほんの数例を下に挙げてみる。

学校が強要、マスクは白だけ?

やっとの思いでゲットしたマスクなのに…学校から来た連絡は『無地のマスクにしてください』

【校則】札幌のとある学校がマスクを白・無地と決めつけ市教委から「色や柄は関係ない、着用を優先すべき」とお叱りを受ける

全国の多くの学校に「マスクは白色だけ」という校則が!

さらにコトは学校だけじゃなく、職場にまで広がっている。

職場や学校の「白マスク」指定に悲鳴 専門家「管理者の安全感覚鈍い」

ただでさえマスク着用は息苦しいのに、日本の学校や職場の管理者は、これをさらに息苦しくしたいようなのである。

ただ、こうしたニュースは今年の 3〜4月に集中していて、それ以後は影を潜めている。春頃は店頭のマスク在庫が払底していただけに、「感染予防を最優先に考えて、手持ちのマスクの着用を認めるべきだ」という行政からの指導が効いたようなのだ。

とはいえ私としては「めでたし、めでたし」で済ませる気になれない。どうしても気になるのは「白マスクにこだわるな」という行政指導の理由が、ニュースを読む限り「感染予防を優先させろ」という発想一辺倒だったことだ。

これはとりもなおさず「白マスクが入手困難なのだから、手持ちの柄マスクでも仕方ない」ということであり、煎じ詰めれば「本来望ましいのは白無地」と言っているのと、根っこのところでほとんど変わらない。

「マスクのデザインなんて、自由にしとけばいいじゃん!」と、どうして言えないかなあ。

 

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2020年10月20日

日米の「政治風土」の違い

Gigazine に "政治のニュースを見すぎることは「幸福に悪影響を与える」という指摘" という記事がある。もっともこれは米国のお話で、”The Atlantic" という雑誌記事の翻訳のようだ。

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日本語の見出しを見た時、私は「そうだよね、国会中継や記者会見を見ても、政府の首脳(安部さんとか管さんとか)は、質問に対して絶対にまともに答えないようにしてるもんね。見てるだけでムカムカしてしまうわ!」と、共感してしまったのである。ところが、元記事の内容はちょっと違うようなのだ。

元記事のタイトルは下の画像のように、 "Reading Too Much Political News Is Bad for Your Well-Being" というものである。直訳すれば、「政治のニュースを読みすぎるのは健康に悪い」ってことで、「見すぎることは・・・」というのとはちょっと違う。

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Gigazine の記事のトップの写真は、テレビのニュースを見すぎた若いネーチャンがソファで塞ぎ込んでいるというような風情で、”The Atlantic" の、新聞を読みふけるオッサンがストレスに晒されているというイラストとは、イメージが全然違う。これはそのまま、日米の政治感覚の違いだろう。

元記事の言っているのは、(米国では)政治に関心の強い人ほど自分の政治的な立場や考えにこだわるため、特定の情報に偏重してしまいがちだというのである。その結果、周囲との人間関係に軋轢が生じたり、世界の広範囲の情報に関して知識が欠けてしまったりする。

つまり、日本人は政治のニュースに接し過ぎると大抵「がっかり」し、つい遠ざかってしまいがちだが、米国人は逆にますます「のめり込んでしまう」というのである。対極的な反応で、日米の「政治風土の違い」としか言いようがない。

日本ではうかつに政治的情報に触れると失望感につながってしまうので、選挙での投票率が上がらない。それで政治家は「お友達」だけを相手にするようになってしまい、そのせいで一般的な「がっかり感」はさらに増幅される。

そうした意味では、米国人が政治のニュースに接しても「がっかり」せず、ますますアグレッシブになりがちというのは、ある意味うらやましいような気さえしてしまう。

 

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2020年10月19日

ニューヨーカーのマスクコレクションがおもしろい

NewSphere に「マスクにもファッション  ニューヨーカーのマスクコレクション」という記事がある。

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冒頭には「ニューヨーカーもウイルス拡大防止のためマスク着用を受け入れるようになった」とある。「要請」とか「決まり事」とかいうのではなく、「受け入れるようになった」というのが、ちょっといいよね。もっとも、トランプは受け入れてないみたいだが。

せっかく受け入れたのだから、いっそ「表現」にまで高めようというのが、さすがニューヨーカーである。

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新学期で登校し始めた子供たちも、「ハートや本、スイカ、音符など思い思いのデザインのマスク」を付けているという。「みんなお揃い」が大好きな日本の学校だったら、「マスクは白無地が原則。派手な柄のマスクは禁止」なんて言われそうだ。

「マディソンアベニューでは、デザイナーマスクとスカーフをコーディネートさせた女性が高級アパレル店の前を颯爽と通り過ぎ」なんていう件もある。スカーフとのコーディネート企画なんて、結構お値段が張るだろう。ニューヨーク的「成金趣味」である。

さらに「逆張り」というか、日本ではスタンダードな白のマスクでも、ニューヨークだと目立ってしまうようなのが、またおもしろい。2つめの写真の下中央なんか、妙にカッコいいではないか。その上の白マスクは、縁部分のバーバリー柄みたいなのが「ちょっとしたこだわり」なのかもしれない。

1枚目の写真の右上、"VOTE!" (投票しろ!)というのも、またいい。トランプはマスクが嫌いみたいだから、これだけでも言外に「バイデン支持」をアピールしていることになりそうだ。

 

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2020年10月18日

京都で「舞妓はん ひぃ〜ひぃ〜」を買って来たい

3月あたりからコロナ禍が大問題になって以来、出張の回数が激減している。今年初め頃までは、月に 2回ぐらいは泊まりがけの出張をしていた。ところがそれ以後は 3月下旬の網走7月下旬の加古川という、たったの 2度きりである。

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いつもの年なら 10月中旬ともなれば、既に 20回ぐらいは泊まりがけの出張をしているはずなのである。ということは、今年はいつもの 1割ぐらいしか遠出していないということだ。

とくに訪れる機会の多い京都に関する思い出話は、加古川からの帰り満ちに寄り道した記事に書いている(参照)。いつもならもう 5〜6回訪れていてもいいはずの京都に、今年は寄り道でわずかに 1回しか行っていないなんて、我ながら信じられない。

で、この時痛恨だったのは、せっかく京都に寄り道したのに、「舞妓はん ひぃ〜ひぃ〜」を買い忘れてしまったことだ。これに関しては、昨年 4月 3日付の記事に書いているが、多分日本一辛い唐辛子である。私はもう、これがないと暮らしていけない体になってしまっているのだよ。

もうそろそろ 2〜3ヶ月ぐらいで使い切ってしまいそうなので、早めに京都に出張して買ってきたいものだ。もし京都に行くのがもっと先になってしまったら困るので、念のため、近所のショッピングセンターの「沖縄フェア」で「コーレーグース」を買ってきた。多分日本で 2番目に辛い調味料である。

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上の写真で右側の瓶がそれだ。これで、少しは「舞妓はん ひぃ〜ひぃ〜」の消費が穏やかになるだろう。

「舞妓はん ひぃ〜ひぃ〜」は、別に京都に行かなくても Amazon で買えばいいのだが、そこはそれ、ちゃんと京都の空気を吸いながら買って来たいと思っているのである。ああ、早くまた京都に行きたい。

 

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2020年10月17日

インターネット接続の光回線が突然死んだ

夕方過ぎに、我が家の光回線(Softbank 光)が突然つながらなくなってしまった。大抵の場合は ONU(写真右の光回線終端装置)と BB ルーター(写真左)の電源を入れ直せば何事もなかったように復活するのだが、今回ばかりはどうしてもつながらない。

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ソフトバンク公式サイトの「障害・メンテナンス情報」で確認しても、茨城県では「障害情報は登録されておりません」と表示されるので、我が家内部の回線接続に異常が発生しているということだ。ONU の 「認証」と「光回線」のランプが点かないので、この機器そのものがおかしくなっている可能性が高い。

ONU(なぜかNTT のロゴ入り)は回線契約の際にレンタルされたもののはずだから、これを交換してもらえば何とかなるかもしれないと、淡い期待を抱いてみる。しかし何しろ日が暮れてしまってからのハプニングなので、明日になるまでは動きようがない。

仕方がないので、iPhone の 4G 回線でテザリングしてこの記事を書いている。いやはや、今月の iPhone の電話代は高く付きそうだ。早く復旧することを祈るばかりである。

【10月 18日 朝 追記】

朝起きていろいろやって、ふと ONU を見るとランプが 4つとも点いていて、BB ルーターの電源を入れ直したら Wifi が復活した。何もしてないのに一体どうしたんだろう? やっぱり我が家の中の異常じゃなくて、光回線の不調だったのだろうか? 謎である。

Softbank の光回線は不安定ともっぱらの評判だが、それを実感。

【10月 20日 追記】

17日から 19日まで 3日間、夜になると突然 ONU の「認証ランプ」が消え、インターネット接続ができなくなり、翌朝になると接続が復活しているという現象が続いた。どうやら夜になると光回線上のトラフィックが異常に増え、まともな接続がきかなくなっていたようだ。

Softbank の代理店に立ち寄って、この現象に関する情報はないかと尋ねたが、一切報告されていないという。案外いい加減なものだね。

そして今夜は 21:35 現在、インターネットはまともに接続されている。異常なトラフィック増大という現象は一段落したのだろうか。まだまだ安心はできないが、少しほっとしている。

 

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2020年10月16日

「機能性表示食品」というものがあるらしいが

基本的に健康でほとんど病気知らずなもので、歯科医以外の医者の世話になることはほとんどない。そして薬もここ何十年、ちょっと風邪をひきかけてるかな(?)という時の「葛根湯」と、春と秋の花粉アレルギー対策の薬しか飲んだことがない。

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そんなわけなので、病気と薬についての知識は子ども以下である。個人的にはこれでハッピーそのものなのだが、一つ困ることは、目の前で病気の苦しみを語られてもなかなかピンと来ないので、深い同情の念を示すのが苦手ということだ。それで「tak さん、案外冷たい」なんて言われたりする。

「そんなのいちいち気にしないで、気分を変えるか、一晩ぐっすり寝るかすれば治るよ」なんて言いたくなってしまうが、「それは、病気の苦しみを知らない人の言い草だ」と恨まれかねないので、決して口に出さないように気をつけている。健康は健康で、なかなかツラいところもあるのだ。

世の中には病気と薬にやたら詳しくて、「この症状にはこの薬、あの症状ならあの薬」と、「あんた、お医者なの?」と聞きたくなるような人もいる。それも自分が病弱なので、必要に迫られてあれこれ知識を蓄積してきた結果らしい。

世の中には「好きこそものの上手なれ」という諺があるくらいなので、「あんた、よほど病気と薬が好きなんだね」と言いたくなるが、これもまた、決して口には出さないようにしている。こんなこと言おうものなら、呪い殺されかねない。

何しろ薬に関してはモロに疎いものだから、3年ちょっと前に ”「医薬部外品だから効くんだ」という CM にビックリ” という記事を書いたことがある。「医薬品なんて効かないけどね」という CM かと思ったが、実は「エナジードリンクとは訳が違う」というココロだったらしい。

それと似たような話で、最近は「トクホではなく機能性表示食品です」という CM がやたら耳に入ってくる。「トクホ」なんて言葉はちっとも知らなかったが、調べてみたところ「特定保健用食品 」ということらしい。ただ、そうとわかったところで、実際にどういうものだか見当が付かない。

そして「トクホ」の方が「機能性表示食品」よりちょっとだけ「格上」であるらしいのだ。それでいったいどう違うのか調べてみたくなって、サントリーの "120秒で納得! 「トクホ」と「機能性表示食品」の違いって何?" というページに行ってみた。

ただ、行ってみたはいいのだが、なんだか細かい字がややこしすぎて、悪いけどじっくり読む気になれない。「120秒で納得」どころか、下手すると 30分ぐらいかかりそうだ。

というわけで、この分野は敬して遠ざけておこうと、改めて思ったのだった。

【同日 追記】

らむね さんのコメントのおかげで、「トクホ」の方が格上とわかって記事本文を修正させていただいた。

ただそれにしても、「トクホではなく機能性表示食品です」というのは、格下であることをわざわざ CM で訴求しているのだね。「医薬部外品だから効く」もビックリのちんぷんかんぷんさだ。JARO の「広告ダメダメ三匹」になりたくないというココロなのかなあ。

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2020年10月15日

まともにものを考える人間は、百貨店で服なんて買わない

週刊東洋経済 Plus に「アパレル生存競争 追い込まれる名門」というシリーズ企画があり、その 10月12日付は「オンワードと三陽商会は大量閉店 終わりを迎えた百貨店との蜜月」という記事だ。

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アパレル業界には「百貨店アパレル」というカテゴリーがある。その代表格はレナウン、オンワード、三陽商会、ダーバンなどだったが、レナウンは今年 5月に民事再生法を適用し、ダーバン(元々はレナウン系列)は身売りした。オンワード、三陽商会も赤字基調が続く。

「百貨店アパレル」というのは日本独特の業態で、百貨店の店頭在庫はアパレル側が持ち、店頭で商品が売れた時点で百貨店側の売り上げとして計上されるという仕組みだ。百貨店は仕入れリスクを持たない代わりに、アパレル側に売り場を提供するというもので、これを業界では「消化仕入れ」という。

こんな妙な仕組みが日本の高度成長期以来、延々と維持されているわけなのだが、もはやまともには機能していない。

上に掲げたグラフからも窺われるように、全国百貨店の衣料品売り上げは 2003年には 3兆円を越えていたが、昨年は半減して 1兆 6,000億円を切っている。さらに言えば、バブル絶頂期の 1991年には 6兆円に迫る勢いだったのだから、その当時と比べたら ほぼ 4分の 1 の売り上げでしかない。

高度成長期からバブル期にかけて完成された「消化仕入れ」というシステムでは、アパレル側としては百貨店売り場の見栄えをよくするために豊富な品揃えをしなければならないから、売れる見込みのない在庫も持たざるを得ない。そして残った商品は大幅値下げのバーゲンにかけてもまだ売れ残る。

オンワード、三陽商会、ダーバンなどの主力商品は、スーツやコートなどのいわゆる「重衣料」である。バブル絶頂期は、ごくフツーのメンズ・スーツ 1着が 6〜7万円以上した。カジュアルウェアでも、レナウンのポロャツなんて 1枚が 6千円ぐらいで、今のユニクロの商品の 3倍の値段だった。

当時、米国の衣料品小売市場をしっかり調べていた私は「こんなバブルはそのうち弾ける」と確信していて、事実その通りになった。そしてバブルが弾けて 20年も経った今でも、百貨店に並んでいる衣料品はやっぱり高い。だからまともにもの考える人間は、百貨店で服なんて買わないのである。

そして今や、ユニクロの天下だ。

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2020年10月14日

セイタカアワダチソウを圧倒するクズの葉

セイタカアワダチソウが、クズに負け始めているらしい」という記事を書いたのは、昨年の今頃である。そして今年、セイタカアワダチソウはますます少なくなり、クズがどんどん増えている。

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上の写真は、我が家の裏手を流れる川の岸の姿。クズの葉が山のように盛り上がっている。その下からセイタカアワダチソウがチョボチョボ顔を見せているので、このクズの山はセイタカアワダチソウを覆ってしまっているのだとわかる。

思い起こしてみれば、10年ぐらい前は日本中どこに行ってもセイタカアワダチソウの天下だった。下の写真は、2010年 10月 15日付の「和歌ログ」に載せたものである(参照)。常磐線取手駅のすぐ近くのちょっとした空き地が、こんな惨状だったのだ。

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たった 10年で日本の秋の景色が変わってしまった。まさに「奢れる者は久しからず」である。今度はこのクズの天下がいつまで続くものか、気になってきた。

「恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」というのは、『芦屋道満大内鑑』という浄瑠璃で有名な和歌だが、私は歌舞伎で一度観たきりである。歌右衛門(六代目)の名演技が忘れられないが、21世紀の世の中でこんなに凄まじくはびこるとは、安倍晴明も想像しなかっただろう。

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2020年10月13日

取手のウサギの物語

我が家の最寄りの駅は、つくばエクスプレス(TX)の守谷駅なのだが、JR の最寄りは常磐線の取手駅ということになる。この取手駅の西口に取手競輪場というのがあって、我が家から行く場合には必ずこの競輪場を通り過ぎることになっている。

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で、いつの頃からかこの競輪場の入り口近くに妙な顔をしたウサギの看板(写真上)が設置されて、私としては「これ、一体何なんだろう?」と思っていた。何だかちっともかわいくないし。

近頃やっとその気になって調べてみると、取手競輪のマスコットキャラクターで、「砦の森の住人たち」というのだそうだ。

このうじゃうじゃいるウサギたちの中で、メインキャラクターは、真ん中で緑の服を着た白ウサギ、「バンク」というのだそうで、それなりのストーリーが延々と紹介されている。そして競輪開催日には着ぐるみになって登場したりするらしい(写真の左下)。

ただ、それにしても解せないのが、取手競輪場のメインの入り口に掲げられているウサギのキャラは、全然別物なのだ(写真下中央:クリックで拡大表示される)。一体これはどうなってるんだ?

ついでだから、これも調べてみたところ、こいつは先代キャラの「りんたろう」だそうで、やっぱり着ぐるみにもなっている(写真右下)。Wikipedia によれば、りんたろうは 1997年のデビューで、その弟の「銀りんたろう」というのが、2002年にデビューしている(参照)。

そして 2007年にデビューした現在のキャラクターのメインキャラ、バンクは、りんたろうの孫なのだそうだ。さらに、銀りんたろうの孫は、タンクというらしい。

ちなみに取手競輪場のすぐ近くに、競輪と関係あるんだかないんだか知らないが、「うさちゃんクリーニング」というクリーニング店がある。そしてこのクリーニング店の看板にあるウサギの方が、ずっとキャラが立っているのだよね。

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以上、取手のウサギの物語、おしまい。

【10月 14日 追記】

「うさちゃんクリーニング」というのは、東日本を中心に展開しているチェーン店なんだそうだ(参照)。道理でキャラが立っていると思ったよ。

 

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2020年10月12日

コロナ後のマスク着用と交換に関する標準は未確立?

実を言うと私は、今年 3月頃に買った 3枚セットの不織布マスクを、近所の買い物などに半年以上洗濯しながら使い続け、いくら何でもボロボロになってしまった。それで最近ようやく処分し、同じ 3枚セットの新品を買ったばかりである。

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これとは別に「よそ行き用」の布マスクが 3枚あって、これも洗濯しながら使い続けている。基本的に自宅オフィスでの仕事が多いので、普段はあまりマスクなんてせず、少ない枚数で使い回しが効いている。

それから、もらい物の手作り布マスク(柄入り)が 3〜4枚あるのだが、暑苦しくてほとんど使っておらず、冬になったら使うかもしれないと、引き出しにしまってある。あ、そうそう、そういえばやたら小さい「アベノマスク」も引き出しの奥に眠っているんだった。

コロナ禍が始まったばかりの 3月頃は、店頭のマスク在庫が極端に少なくてなかなか買えなかったが、今は困ることがない。それで妻も 20枚ぐらいのセットを自分専用に買って、ちびちび使っているようだ。

というわけで、我が家のマスク在庫は合計 30枚弱ということになる。夫婦 2人でこれだけあれば来年の春ぐらいまで充分間に合いそうだが、ほかの家庭はどうなんだろう。

試しにネットで調べてみたところ、So-net のニュースサイトの記事に、家庭のマスク在庫のアンケートに関する 9月 4日付の記事があり、次のように書かれている(参照)。

(回答数の)最も多かったのは「71枚~ 100枚」(23.6%)だった。箱マスクは 1箱 50枚入りが一般的だが、各家庭では平均 2箱程度のストックがあるようだ。

これには「へえ!」と驚いてしまった。回答者の家族数は平均して 3〜4人といったところだろう。我が家は夫婦 2人で 30枚弱を持て余しているのだから、3〜4人で 100枚近くというのはかなり多い気がする。あるいは、学校や職場で毎日使って洗濯頻度が高いと、消耗も激しいのだろうか。

ところが、あながちそういうわけでもないらしく、同じ日に報じられた関連記事によると、驚いたことに「同じマスクをずっと使い続ける」という人もかなり多いようなのである(参照)。以下に引用する。

「1日着用したマスクは交換する」という人は男性の 47.6%、女性 62.2%。ちなみに男性は「数日から 1週間以上同じマスクを着用する」という人が 40.6%もいた。

男性の「毎日交換」と「数日から 1週間以上同じマスク」の数字はかなり拮抗していて、合わせて 9割近い。世の男性のほとんど半分は清潔好きだが、残りの半分近くは「そんなの、あまり気にしない」タイプのようなのである。

これは、かなり驚きの数字といっていい。コロナ後のマスク着用と交換に関する標準というのは、まだあまり確立されていないようなのだ。

 

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2020年10月11日

「巨像恐怖症」というもの

昼前の TBS ラジオ『安住紳一郎の日曜天国』を聞いていると、「苦手なこと」というテーマで聴取者からのメッセージを募集しており、その中に「牛久大仏が怖い」というのがあった。

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このメッセージの主は、「大仏が怖いというのは、前世でよほど悪いことをしたに違いない」と長年にわたり思っていたが、よく調べると「巨像恐怖症」とか「巨大物恐怖症」とか呼ばれるもので、前世とは関係ないとわかったという。これでずいぶん安心したというのだから、よかったね。

その原因についてはいろいろな仮説があるが、その一つに「恐竜などの巨大生物から逃れるための防衛本能の名残」という説があるらしい。大仏様も恐竜と一緒にされては気の毒なことである。

ちなみに上の画像からもリンクした「巨像恐怖症」に関する青木エイミーという人の書いた記事に、こんなトンチンカン記述がある(参照)ので驚いた。

巨像恐怖症を英語で言うと「Colossal phobia」となります。例えば、「私は巨像恐怖症なので今日の遺跡見学は参加せず、自由行動にさせてください」というときには、「I am a colossal phobia, so please do not participate in the tour of today’s ruins and let me move freely.」で通じます。自身にその自覚がある場合には、このワードを覚えておくと、海外で心身に悪影響が出た際も安心です。

"Colossal phobia" はフツーは "colossalphobia" という 1ワードの不可算名詞だから、”I am colossalphobia.” が一般的だが、さらに究極的なまでにイッちゃってるのが、それに続く部分だ。

please do not participate in the tour of today’s ruins and let me move freely.

これだと「(あなたは)どうか今日遺跡の旅行には参加しないでください。そして私を自由に移動させてください」という意味になってしまう。(中学生レベルの英語だから、わかるよね)

こんなことになってしまったのは、「今日の遺跡見学は参加せず、自由行動にさせてください」という元々の日本語からして主語が曖昧すぎるからだ。つまりこのケースでは、直訳してしまった自動翻訳(としか思えない)には主たる罪がない。

こんな翻訳をまんまコピペして「〜で通じます」(いや、通じねえよ!)なんてノー天気に言い切るのだから、エイミースゴい! この人、「日本人とカナダ人のハーフ」と紹介されている(参照)が、ハーフにも「英語音痴」っているのだね。

自動翻訳に頼るぐらいなら、いっそ余計なことは書かなきゃいいのに。

というわけで、私は近頃「自動翻訳恐怖症」(automatic-translationphobia)になりかけている。

 

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2020年10月10日

ホテルでの Wifi 接続のリスク

スラドに「FBI がホテルの Wi-fi を使ったテレワークにはリスクがあると警告」という記事が載っている。「何を今さら感」たっぷりのニュースだ。

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アメリカでも COVID-19 感染リスクを避けるためのテレワークが増えているが、自宅は何かとうるさいので、静かなホテルに滞在して仕事をするという人も多いらしい。そのホテル代ってどこから出てるんだろう。自腹だとしたら優雅なことである。

スラドの記事によると、FBI は「ホテルのワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)を使用する際は注意が必要だと警告している」という。そんなの今に始まった話じゃなく、前々から言われているから、私は出張の際にはモバイル・ルーターを使っている。

下の写真の左は、2011年頃からしばらく使っていた E-Mobile の ”Pocket Wifi” というもの。これは要するにテザリング(スマホ経由でのインターネット接続)ができるというだけのセコい Android スマホで、当時は iPhone でのテザリングが解禁されていなかったので、仕方なくこんなものを使っていた。

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ただ、iPhone と Pocket Wifi の 2つのスマホを持つと、回線料も 2本分になって癪なので、2013年末に iPhone でのテザリングが解禁になるとすぐに解約した。この間の事情は、以下の記事に詳しく書いてある。

E-mobile の Pocket Wifi を買った
モバイル Wifi のジレンマ
iPhone のテザリングは、今のところ問題なし

ただ、上記の 3本目の記事でもちらっと触れているが、2013年以後は「超小型のモバイル無線 LAN ルーター(CWR-GN150S)」というのを主力に使っている。上の右側の写真だ。LAN ケーブルの端子と比較すれば、どんなに小型かわかるだろう。

ホテルの部屋に有線接続の端子がある場合は、そこから LAN ケーブルを繋ぎ、電源は USB で取る。そうすると、ホテルの部屋ぐらいの広さなら充分な速度の Wifi 接続ができる。ただ、この機種はもう在庫もなくなったようで、取り扱いしていないみたいなのだね(参照)。

ただ最近は、インターネット接続は Wifi オンリーで、有線接続できないホテルも多い。そうなると、ホテルの Wifi なんてセキュリティが信用できないから、たいていは iPhone のテザリング機能を使うことになる。

さらにいい加減なホテルだと、エレベーターの前辺りに家庭用の Wifi ルーターを置いて、「Wifi 接続できます」なんてほざいていることがある。こんなちゃっちいルーターだとちょっと離れた部屋でまともな接続なんてできないのは、3年前の「ビジネスホテルでのインターネット接続」という記事に書いた通りだ。

大手チェーンのホテルなら、インターネット接続で「なんじゃ、こりゃ?」なんて思うことはほとんどないが(たまにはあったりするけど)、地方のいい加減なホテルではヤバいことが結構あるので、くれぐれも注意が必要だ。

 

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2020年10月 9日

「キムタク」に至る系譜

毎月、5 と 10 の付く日(いわゆる「ごとうび = 五十日)は銀行と道路が混み合うが、今日はその前日の 9日とはいえ、明日は土曜日で多くの企業がお休みとなるためか、道路がやたら混雑した。

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というわけで、大型トラックのすぐ後ろで渋滞の中をノロノロ走ると、かなりストレスが溜まる。写真は赤信号のだいぶ手前で止まっている時にちゃちゃっと撮影したもの。この時は、信号 2回待ちだった。

トラックの荷台の文字を読むと、"Suzuyo Cargo Net" とある。ということは、「鈴与」のトラックなのだろう。私の若い頃は「鈴与」といったら倉庫会社のイメージが強かったが、今や物流を中心とする一大グループ企業として知られている。

30代の頃、繊維業界の在庫と物流を集中的に取材した際に、「鈴与」という社名が創業者の「初代鈴木與平」にちなんでいると知った。創業は 1801年(寛政 13年)。現在の代表取締役会長は 7代目鈴木與平、社長は 8代目鈴木與平だそうだ(参照)。すごいね。

歴史の古い企業には、このように創業者の名前を縮めて社名としているケースが結構ある。例えば大手商社の伊藤忠の社名の由来は、「1858年、初代伊藤忠兵衛が麻布(あさぬの)の『持下り』行商を開始したこと」(参照)とされている。(注:「持下り」については、最下段参照)

1858年といえば幕末の安政年間のことで、商売の始まりが麻布だけに、今でも大手商社の中では一番繊維関係に強みをもっている。

創業者の名前を縮めて企業名としているのは、この他にもイトマン(初代伊藤萬助)、イトーキ(伊藤喜十郎)、塩野義製薬(塩野義三郎)、ジュンク堂書店(創業者の父親、工藤淳の名字と名前をひっくり返している)などがある。

小規模なローカル企業に目を移すと、さすがに歴史の古い繊維関係の産地に、こうした社名が多い。私の故郷山形県の米沢産地には、安部吉、近賢織物、齋英織物、佐米染色など、いかにも名字と名前を縮めたものと思われる名前の企業が目白押しだ。

私が一時深く関連していた尾州の毛織物業界では、中伝毛織、中善毛織、鈴富毛織、鈴憲毛織、渡六毛織など、この類いの社名のオンパレードである。

そして時代が下っては、映画界で「エノケン(榎本健一)、「阪妻(坂東妻三郎)などが一世を風靡し、現代でもトヨエツ(豊川悦司)、キムタク(木村拓哉)に至るまでその系譜が続いている。この発想、なかなか根強いもののようなのだ。

【同日 追記】

そういえば、「モリリン」という会社もあった。江戸時代の創業時は「森林右衛門商店」だったという。これに関しては 3年前に自分で ”「モリリン株式会社」 という社名のアクセント“ という気味を書いていたんだった。

【「持下り」とは】

近江商人の原点とも言える商法。上方の品を地方に持ち下って販売し、得た利益で行った先の地域の産品を仕入れ、それを販売しながら上方に帰る。往復で商売するので「のこぎり商法」とも言われた。

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"A Blessing in disguise"(変装した祝福)あるいは "Devil in Disguise"(変装した悪魔)?

米国のトランプ大統領が Twitter に 4分 53秒の動画を投稿してしている(参照)。選挙直前にして「健在」のアピールに躍起なのが見て取れる。

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何気なく 「ツイートを翻訳」というのをクリックしたら、”A MESSAGE FROM THE PRESIDENT!” が「社長からのメッセージ!」になってしまった(上の写真)ので、悪いけど吹きだしてしまった。確かにどう見ても「いよっ社長!」ってな風情だものね。

このビデオの 3分 18秒あたりで彼は、”I want everybody to be given the same treatment as your president." (誰もがあなたの大統領と同じ治療を受けてもらいたい)なんてノー天気なことを言っている。これには「もちろん、黒人も中国人もね」と返したくなるのが人情というものだ。

この発言に続いて彼は ”I think this was a blessing of God, that I called it. This was a blessing in disguise.” (私はこれを神の祝福と考え、そう呼んでいる。これは変装した祝福だ)とも言っている。これ、保守派にとっては殺し文句である。

この "a blessing in disguise" は慣用句として「その時は不運と思えても、後になって幸運だったとわかること」みたいな意味合いで語られることが多く、米国的ポジティブ思考の典型だ。こういうの、私も嫌いじゃないが、このケースに限っては「勝手にそう思ってな!」と言うほかない。

もしかしたらこれ、"Devil in disguise"(変装した悪魔: 意味は "a blessing in disguise" の反対)かも知れないしね。

この Tweet へのコメントとして最初に目に入ったのが、"Republicans for Joe Biden" の ”You don’t sound well. Stop spreading the virus at the WH!” (そうは見えないね。ホワイトハウス内にウイルスをまき散らすのは止めろ!)というものだ(参照)。

ちなみにこのコメントは "#SuperSpreader“ (チョー撒き散らす人)というハッシュタグ付きである。Twitter はハッシュタグの使い方で結構おもしろくなる。

"Republicans for Joe Biden"(ジョー・バイデンを支持する共和党員)というのは、かなりファンタスティックなアカウント・ネームだが、12万 8000人のフォロワーがいる。党への忠誠より良心を優先するってことのようだ。米国という国は、こんなところにも多様性が発揮されていておもしろい。

そういえば、民主党支持者の中にも「トランプが死なずに済んだことを神に感謝する」と言っている人が多いらしい。そのココロは、「大統領が現職のうちに死んだら、国葬にしなければならないから」だそうだ。

なるほどね。確かにこれは "a blessing in disguise" かもしれない。


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2020年10月 8日

日本学術会議問題についての、率直な感想

連日ニュースを賑わしている「日本学術会議」問題だが、はっきり言って私は無関心のまま今日まで来てしまった。「どうでもいいわ」なんて言ったら怒られそうだが、正直なところ、そうとしか思っていなかったのである。201008

アカデミズムというのは、元々あまり好きじゃない。さらに言えばこの組織は、 ”Science Coucil of Japan" という英語名称が示すように「科学」分野の人たちの集まりである。典型的文系の私としては、「科学のみが学術」と言わんばかりの名称に、ちょっとカチンと来てもいる。

今日になって「仕方ないから、例の問題について、少しは書いてみるか」なんて思い、申し訳程度にネットで調べてみたところ、この組織の年間予算は 10億円以上にのぼり、100%国が負担していることがわかった。ということは、完全に「ヒモ付き組織」じゃないか。

金主が組織の中身にくちばしを入れるのは、当たり前である。金銭面で完全に政府に頼りながら「学問の自由を保証しろ」とは、世間知らずの言い草だ。そんなもの、保証されるはずがないだろうよ。

とはいえ、これを「政府擁護」の記事だなんて捉えられたら心外なので、以下に言いたいことをしっかりと書いておく。

まともな思想の科学者は、さっさと完全民営化した新組織を旗揚げすればいいということだ。放っといたら政府の干渉は今後さらに強まるだろうから、早いうちにケツをまくっとく方がいい。ちなみに新組織の名称は、「日本科学者会議」(Scientists' Council of Japan)ね。

その上で、既存の「日本学術会議」に残る学者については、「あいつら御用学者だから、どうしようもないね」と突き放しちゃえばいいのだ。

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2020年10月 7日

「正しい自分を押し通したい人」が「炎上」に参加する

東洋経済に "ネット炎上参加者「実は高年収」という仰天実態、「暇な若者」でも「低学歴ひきこもり」でもない" という記事に注目してしまった。罵詈雑言で「炎上」を作り上げてしまうネット利用者像というのは、結構意外なイメージであるらしい。

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記事によれば、「炎上参加者」はかなり多岐な層にわたって存在する。しかし一般社会の平均と比較すると意外なことに、「年収が高い」「主任・係長クラス以上」といった属性の「男性」の比率が明らかに高いのだそうだ。

世間ではややもすると、「炎上」に加わるのは「暇な若者」とか「低学歴ひきこもり」とかいった層だと思われがちである。しかし実際には、そういうわけでは決してないというのだ。

こうした人たちの炎上に加わる動機を調べると、「正義感から」というのが多いのだという。しかもその「正義感」は、「社会的正義ではなく、あくまで個人個人が持っている軸・価値観での正義感」と指摘されているのがおもしろい。

ここまで読んで私は、自分の先月の記事 "「正しい自分」を押し通したい人" というのを思い出した。ある中年男性が釧路発関空行きピーチ航空機内でのマスク着用要請を「非科学的」として拒否し、あまつさえ乗務員を大声で威嚇したあげく、途中の新潟空港への臨時着陸で降ろされてしまったという件である。

この事件の当事者となったオッサンは、「機内のマスク着用なんて、厳密に言えば無意味」という自分の考えに固執し、「要請するなら書面を出せ」とまで大声で言い張ったのだという。「個人的正義感」を押し通すという意味では、まさに絵に描いたような好サンプルとなったわけだ。

私はさらに 6年前の「当たり前すぎることと細かいことしか言わない人」という自分の記事にも言及している。こうしたタイプの鬱陶しい人は周囲に敬遠されがちで、「はいはい、あなたのおっしゃる通り」なんてテキトーにあしらわれるものだから、自分がよほど正しい人と勘違いしてしまうようなのである。

このようにして、「比較的高年収の中間管理職的なオッサン」の中には、「自分はいつも正しい」と信じる「付き合いたくないタイプ」が、一定規模で「繁殖」してしまう。そして「正しい自分」を振りかざして「炎上」に加わることも辞さないというわけだ。

これで、こうしたタイプのオッサンとは「付き合いたくない」という思いが、ますます強くなってしまったよ。

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2020年10月 6日

新六の奈良漬け・讃

私がほぼ 40年住んでいる茨城県というところは、生まれ故郷の山形県庄内に比べれば、取り立てて旨いものなんてとくにない。ただ、取手市にある「新六本店」という会社の「奈良漬け」だけは、かなりのオススメである。

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「たかが奈良漬け」なんて言ってはいけない。「新六の奈良漬け」というのは、そんじょそこらの奈良漬けとは別物と考える方がいい。何しろ下の写真のような瓜とキュウリとナスと、生姜がちょびちょびというセットで、2,200円もするのだ。奈良漬け 4本で 2,200円なんて、初めは私も信じられなかったよ。

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ところがそれどころじゃない。下のセットになると 11,000円もするのである。奈良漬けがこれっぽっちの量で 1万円を超すなんて、さすがに「正気の沙汰じゃない!」と思うほかなかったね。10kg ぐらいの 一樽で 1万円というなら、まだわかるが。

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ところが一口食ってみると「納得」なのである。口いっぱいに広がる高級チーズを思わせるような風味と、新鮮なパリッとした噛み心地の組み合わせは、他では味わえない。確かにこの値段も「充分に『アリ』だよね」と思ってしまうのである。

この新六というのは、創業明治元年というから、既に創業 152年の老舗である。まあ、京都あたりの「100年や 200年では駆け出し」みたいなところとは違って、東国のさらにまた東にはるばる下った土地なのだから、152年でも充分に老舗と言っていいだろう。

そして合成添加物は一切使わず、木の樽で充分に漬け込むという。旨いはずだ。

ちなみに、新六がオススメする食い方は、「召し上がる分だけ取り出し、ついている酒粕を良く扱(こ)いて落し、又はふきんで拭き取り、好みの厚さに切って器に盛り付けます」とある。

個人的には酒粕をさっと拭き取る程度で、少し表面に残すようにして食うのが好みである。こんなに風味のある酒粕を無造作に水で洗い流すなんて、論外だ。もったいないにも程がある。

奈良漬けは 1年中旨いが、とくに秋から初冬にかけてが一番おいしい気がする。ということは個人的こだわりとしては今が旬で、今日もしっかりと堪能したのである。

 

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2020年10月 5日

LGBT に関連するニュース 2本

HUFFPOST に、"同性愛が広がったら「足立区は滅んでしまう」。自民・白石区議の発言に「典型的な差別」と専門家" という記事がある。区議会で今どきこんな発言ををしたらどんなリアクションが生じるか、想像できないほどアタマの悪い議員がいるのだね。

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記事によれば、白石区議は次のように発言したという。

私は、人間の生き方ですから、本人の生き方に対して干渉しようとは思いません。L であろうと G であろうと、本人の生き方に干渉しようとは思いませんけれども、考えてください。

(中略)

L だって G だって法律で守られているじゃないか、なんていうような話になったんでは、足立区は滅んでしまう。そのことをよく考えて、教育の中でその問題をどう取り上げていくのかについてご答弁をいただきたいと思います。

このタイプの人たちのこうした発言が絶えないのは、お仲間内で「よくぞ言ってくれた!」なんて歓迎されたりするからだろう。「お仲間内への悪趣味なアピール」はとても重要なことで、それに比べれば、広範な有権者に「こいつ、アホか!」と思われるぐらい、どうでもいいことなのだ。

そう考えれば、あの杉田水脈議員がこうした発言を繰り返すお粗末さも合点できる(参照)。こうした発言でお仲間うちのオッサンに可愛がられるのが、彼女にとってのレーゾン・デートルなのだ。

白石区議の「人間の生き方ですから、本人の生き方に対して干渉しようとは思いません」という発言に限って言えば、それはまあ、正しい見解である。ということは、「LGBT を嫌う」のも彼の生き方なので、私としても敢えて干渉しようとは思わない。勝手に静かに嫌っていればいいだけの話である。

しかし、仮にも区議が区議会で「同性愛者を法律で守るのは如何なものか」と言わんばかりの発言を堂々としてしまったら、話は別だ。自身の直前の発言を否定する「干渉」であり「差別」としか言いようがない。こうしたタイプの人間は「論理」より「好き嫌い」で生きようとするから、話が厄介になる。

これに関連し、同じ HUFFPOST のサイトに "ゲイの人たちが団結。キスやハグ写真で極右団体「プラウド・ボーイズ」から、ハッシュタグを取り戻す" というニュースがあり、こちらの方には拍手を送りたくなってしまった。

2010052米国には2016年の大統領選挙の年に結成された「プラウド・ボーイズ」(Proud Boys: 誇り高き少年たち?)という、暴力を容認する極右組織があるらしい。自らを「西洋優越主義者」と呼び、政治デモの参加者を攻撃するなど、過激な行為で知られるという。

今回の Twitter でのムーブメントは、ゲイの人たちが自分たちのキスやハグの場面をを写真にして tweet する時に "#proudboys" というハッシュタグを付けるというものだ。こうした tweet をどんどん増やして行けば、既存の "Proud Boys" のイメージは換骨奪胎されてグチャグチャになる。

極右の "Proud Boys" という組織にアクセスしようとしてググっても、数々のゲイの写真の中に埋没してしまうのだから、なかなか痛快だ。平和的で、しかもとても効果的な戦略である。

多様性と自由を認める行き方の方が、ずっとスマートだと実感するニュースである。

 

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2020年10月 4日

ニューヨークの地下鉄、バスで「うんち」が禁止される

Gigazine の記事の "地下鉄とバスの車内で「うんち」をすることが正式に禁止される" という見出しを見て、「どこの国の話だよ!?」と驚いたが、やっぱり米国だった。しかも、もちろん(というのもおかしいが)ニューヨークのお話である。

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私も還暦をとうに過ぎてすっかりドメスティックな生活になってしまい、最後にニューヨークに行ったのは前世紀のことと思い込んでいたのだが、自分のブログを検索してみたところ、2004年 5月にも行っている(参照)。ただ、いくらなんでも地下鉄やバスで「うんち」は見たことがない。

ところが、記事では次のように伝えられている。

ニューヨーク市都市交通局(MTA)が 2020年 9月 23日に、地下鉄とバスの利用規約を改正し、「排便の禁止」を新しく条項に追記しました。

元記事は こちら で、いやはや、写真を見るだけでかなり乱雑だ。ちなみに、「うんち」の罰金は 100ドル(1万円ちょっと)だそうだ。

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この記事のタイトルには "pooping" が禁止されたとあり、"poop" というのは米国の幼児語で「うんちをする」という意味らしい。この年になって初めて知ったが、さらに英国では同じことを "poo" というようだ。ただ、あくまでも「おなら」じゃなく「うんち」である。

当局が「うんちの禁止」を明文化したということは、実際に地下鉄やバスで「しちゃう」客がいるからだろう。冒頭でリンクした日本語記事に証拠の写真があるが、さすがにそれは車両の連結部のようだ。ただいくら連結部とはいえ、やっぱりここに転載する気にはならない。

いやはや、いくら米国とはいえ、トランプみたいな男が大統領になる時代のお話と思ってしまう。

 

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2020年10月 3日

ホワイトハウス、すっげぇ「三密」?

HUFFPOST の "ホワイトハウスの記者 3人もコロナ陽性。「密」な式典を取材したケースも" という記事のトップ写真にたまげた。先月 26日にホワイトハウスで開かれた「エイミー・バレット氏を最高裁判事に指名する式典」が、すっげぇ三密 ・・・ いや、これは屋外だから、「密閉」はなくて「二密」か。

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しかも写真では、誰もマスクをしていない。日本では、少なくとも私の関係する業界では、今どきこんなにごちゃっと人を集めて式典を開くなんて考えられない。まあ、「通勤電車はどうなんだ?」と言われたら身も蓋もないが、公式行事に関してはかなり神経質なまでに気を使っている。

米国ってやっぱり、何をやらせても大雑把なところである。というわけで、「ホワイトハウス記者協会は 10月 2日、ホワイトハウスを担当する記者 3人が新型コロナウイルスの検査の結果、陽性だったことを発表」という事態になった。

こんな感覚では、ホワイトハウスのトップである大統領までが COVID-19 に感染なんていうのも、「そりゃ、充分あり得るわな」と思ってしまう。まあ、トランプ自身がこの問題には大雑把すぎたということもあるが。

正直言って私自身もこれまで、「日本、『三密』を避けることに気を使い過ぎなんじゃないの?」なんて思っていたところがある。しかしこの記事を読んでしまうと、あとしばらくは、人を集めたリアルの行事は止めとく方がいいと実感した次第である。

 

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2020年10月 2日

「トランプ夫妻 COVID-19 感染」の四方山話

午後 3時頃、カーラジオで「トランプ大統領が Twitter で自身とメラニア夫人の COVID-19 感染を明らかにした」というニュースを聞き、赤信号で停車した際に iPhone で確認してみると、こんな tweet である。「65.7万件のいいね」(刻々増加中)というのが、妙に泣かせる。

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念のため、下に単純直訳しておく。(念入りに翻訳するほどの文章じゃない)

今夜、@FLOTUS と私は、COVID-19 の検査で陽性だった。私たちは隔離と回復のプロセスを早急に始める。私たちはともにこれを切り抜ける!

ちなみに FLOTUS というのは、"First Lady of the United States" (合衆国のファーストレディ)の略。ドナルド・トランプ自身も上の写真の アカウントの他に @POTUS (President of the United States)というアカウントをもち、そこに自身の感染告白が  retweet されている。

この @POTUS@FLOTUS というのは、合衆国政府の管理下のアカウントのようなので、一応検索してみたのだが、他にはメラニアの Twitter アカウントは見当たらない。彼女は米国の大統領夫人としてのみ世間に認知されたいのか、あるいは何らかのプレッシャーがあるのか、よくわからない。

なお、二人の病状はそれほど重いものではなく、ホワイトハウス内でフツーに暮らしているという(10月 3日 追記参照)。トランプは今年 74歳の立派な(?)高齢者だが、なかなかしぶとい。

夫妻の感染源は、ホープ・ヒックスというやたら美形の側近ではないかと取り沙汰されているらしい。彼女自身の感染情報は、日本では本日午前 11:16 付で流されていて(参照)、大統領と一緒のヘリコプターに乗り込んでいたというのだから、かなりアヤシい。

トランプはどこに行くにもマスクをしようとせず、米国でのコロナ問題を軽く見せようと演出していたが、ついに自分自身に災いが降りかかってしまったわけだ。これで「子どもの教育に悪いほどお行儀のよろしくない公開討論会が開かれなくなって、よかった」なんていう声もあがっているらしい。

Twitter での数十万の「いいね」(20:52 追記:この時点で 109万を超えていた)の多くは、こうした声を反映しているのかもしれないね。

【同日 夜 追記】

メラニアが Facebook に ”Melania Trump” というアカウントをもっているのを見つけた。ただし、まともな書き込みはほとんどしてない。

【10月 3日 追記】

トランプ大統領は軍の医療施設に入院したらしい(参照)。

 

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2020年10月 1日

コロナ禍の導く「ランウェイの終焉」?

今は昔の物語、私は 1980年代には繊維業界のジャーナリストとして、ファッション関連の記事を盛んに書いていた。今となっては誰も信じないだろうが、東京コレクションでも毎シーズン、最前列のプレス席に陣取っていたのだよ。

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というわけで、NewSphere の「ランウェイの終焉? ポストコロナ時代を見据えるファッション業界」という記事には、妙に反応してしまった。ちなみに念のため触れておくが、この場合の「ランウェイ」(runway)とは、逃げ出す(run away)んじゃなく、ショーで真ん中に突き出た花道みたいなヤツだ。

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こんなようなもので(参照)、「キャットウォーク」(catwalk)とも言う。ちなみにこの写真のキャプション、「滑走路のファッションショーで女性モデル」は機械的直訳にもほどがある。まあ、確かに英和辞書では "runway" の語義として「滑走路」が最初に出てくることが多いけどね。

さらに面倒くさいことには、2016年に「滑走路をランウェイに!  フィンエアーとヘルシンキ空港が共同でファッションショーを開催」(動画はこちら)なんてイベントもあったようだ。ただ、「滑走路をランウェイに」という日本語タイトルでは、せっかくの洒落が理に落ちてしまってるよね。

のっけからかなり横道にそれてしまったが、最初に触れた「ランウェイの終焉?」という記事の内容は、コロナ禍で実際に人を集めてのファッションショーが困難になったので、仮想空間を使うことになるだろうというものだ。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)といった技術の使い道が、また増える。

例えば AR を使うと、モデルが自宅のリビングを歩いているように見え、そこに登場した商品を予約注文できてしまったりするらしい。実現したら画期的なことになる。

ただ、日本のファッション業界というのは嫌になるほどアナログなところで、こんなようなシステムが抵抗なく取り入れられるとは、私には到底思えない。何しろ、手書きの紙のデザイン画から出発する世界だからね。

それに日本のファッションショーでは、「ショー用の作品」と「実際に売る商品」というのが一致していないことがままあって、ショーを見て直接発注なんてできなかったりする。なかなかシステム化しにくい業界なのだ。

 

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