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2020年10月 6日

新六の奈良漬け・讃

私がほぼ 40年住んでいる茨城県というところは、生まれ故郷の山形県庄内に比べれば、取り立てて旨いものなんてとくにない。ただ、取手市にある「新六本店」という会社の「奈良漬け」だけは、かなりのオススメである。

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「たかが奈良漬け」なんて言ってはいけない。「新六の奈良漬け」というのは、そんじょそこらの奈良漬けとは別物と考える方がいい。何しろ下の写真のような瓜とキュウリとナスと、生姜がちょびちょびというセットで、2,200円もするのだ。奈良漬け 4本で 2,200円なんて、初めは私も信じられなかったよ。

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ところがそれどころじゃない。下のセットになると 11,000円もするのである。奈良漬けがこれっぽっちの量で 1万円を超すなんて、さすがに「正気の沙汰じゃない!」と思うほかなかったね。10kg ぐらいの 一樽で 1万円というなら、まだわかるが。

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ところが一口食ってみると「納得」なのである。口いっぱいに広がる高級チーズを思わせるような風味と、新鮮なパリッとした噛み心地の組み合わせは、他では味わえない。確かにこの値段も「充分に『アリ』だよね」と思ってしまうのである。

この新六というのは、創業明治元年というから、既に創業 152年の老舗である。まあ、京都あたりの「100年や 200年では駆け出し」みたいなところとは違って、東国のさらにまた東にはるばる下った土地なのだから、152年でも充分に老舗と言っていいだろう。

そして合成添加物は一切使わず、木の樽で充分に漬け込むという。旨いはずだ。

ちなみに、新六がオススメする食い方は、「召し上がる分だけ取り出し、ついている酒粕を良く扱(こ)いて落し、又はふきんで拭き取り、好みの厚さに切って器に盛り付けます」とある。

個人的には酒粕をさっと拭き取る程度で、少し表面に残すようにして食うのが好みである。こんなに風味のある酒粕を無造作に水で洗い流すなんて、論外だ。もったいないにも程がある。

奈良漬けは 1年中旨いが、とくに秋から初冬にかけてが一番おいしい気がする。ということは個人的こだわりとしては今が旬で、今日もしっかりと堪能したのである。

 

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コメント

うしょー!!!( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)( ̄▽ ̄)

投稿: 太陽系調査員くん | 2020年10月 6日 23:09

太陽系調査員くん さん:

誰かがお土産にでもしてくれるといいですね。
取手方面に親戚でもいませんか? (^o^)

投稿: tak | 2020年10月 7日 07:51

ご当地もの×伝統=びっくり! ですねえ。奈良漬けは漬ける期間が長く手間もかかるでしょうから高くなるんでしょうかね。こういうのって決して「300円の野菜が1万で売れてヒャッホーだぜ!」とはなっていないところがまた面白いですよね。

小田原だとやはりこれですね。
https://ec.kamaboko.com/shop/goods/index.html?ggcd=6614&cid=itakama
紅白2本で税込み8000円強、魚は輸入物ですけどね。
私にも誰かお土産でくれないかな(笑)

投稿: らむね | 2020年10月 7日 11:08

らむね さん:

おお、蒲鉾も大したもんなんですね。

一度でいいから、心して食べてみたいです。

投稿: tak | 2020年10月 7日 11:33

アタクシは奈良漬で酔っ払うタチなもんで…。
(大ウソ)

添加物入りのお漬物は、口の中が渋くなりますんで、一度と言わず二度三度喰らってみたいなぁ…。

投稿: 乙痴庵 | 2020年10月 9日 09:07

乙痴庵 さん:

なにしろ「贅沢品」ですので、3年に 1度ぐらいでいいから、食いたいものであります (^o^)

投稿: tak | 2020年10月 9日 15:08

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