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2020年11月27日

選挙ポスターに「ひらがな表記」が多いのは

師走が近くなって、どこでも目立った選挙がないようなので、差し障りのない今のうちに、選挙関連でいつも思っていたことを書いてしまう。それは「政治家って、自分の名前を漢字ひらがな混じり、あるいはひらがなオンリーで表記するのが好きみたいだ」ってことだ。

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選挙ポスターや後援会事務所なんてものの看板をみると、本名はオール漢字のくせにひらがなまじりの表記にしている政治家が多い。これってどういう理由によるものなのか、諸説入り交じって、なかなか壮観だ。

かなりもっともらしいのは、「誤字で投票されると無効票になってしまうが、ひらがな表記なら有効となる」というものだ(参照)。しかしこれは広く行き渡った誤解で、実際にはよほど紛らわしい要素でもないかぎり、多少の誤字程度で無効にはならない(参照)。

昔は識字率が低く漢字の読めない人も多かったので、易しい漢字でも敢えてひらがなにして名前を覚えてもらうようにしたという説も根強い。しかし今の時代にそんなことを言っていたら、それはある意味、有権者を馬鹿にしてるってことだ。

こうなると、残るは「ひらがなを使う方が当選しやすい」という「信仰」のようなものがあるんじゃないかってことぐらいだ。しかし、ひらがな表記の方が得票が増えるなんてまともなデータはないから、それは根拠のない「都市伝説」としか言いようがない。

結局のところ、「政治家はひらがな表記がお好き」と言うほかないのではなかろうか。よくわからないメンタリティだが。

ちなみに、取手市会議員の後援会事務所の塀には、こんな看板が立てかけてある。本名は「関川翔」らしいのだが、看板には「せきかわ翔」とあり、「翔」の字には「かける」と振り仮名が振ってある。

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この議員に含むところは何もないが、フツーに考えたら「関川」という漢字の方が簡単で、読み違えリスクも小さいだろうから、素人考えでは「関川かける」と表記する方が紛れがないと思う。しかし敢えてこの表記にしてるってことは、「翔」という漢字によほど思い入れがあるんだろう。

こうなると、間違いを避けるためとか親しみやすさとかとともに、「好み」という要素も大きいんじゃないかという気もする。政治家の考えることって、結局のところよくわからん。

 

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