「長寿国ニッポン」を実感
ついに今年も 11月下旬となり、「年賀欠礼葉書」(というのかな?)がポツポツ届き始めた。そしてその内容がまた、親がかなりの高齢でなくなったというものが多い。下の写真はそのベスト 2(と言っていいのかな?)で、母親が 101歳と 94歳で亡くなったという知らせである。
この他にも享年 92歳とか 89歳とか、とにかく長生きが多い。昔は 70代後半で亡くなったという知らせが圧倒的に多かったが、近頃は様変わりである。まさに「長寿国ニッポン!」だ。
というわけで最近妻と話してわかったのだが、我々夫婦は長生き願望というのがまるでない。二人とも「あんまり長く生きなきゃならないんじゃ、たまらない」と思っているのである。
私は最近、「80歳まで生きる了見は毛頭ない。あと 10年も生きれば十分」と言っている。今 68歳だから、つまり「78歳ぐらいであの世に行くのが理想的」ということだ。そしてこれもまた共通の願望だが、「配偶者より自分の方が早く死にたい」と思っている。
妻としては「あなたが先に死んじゃったら、力仕事をお願いする人がいなくなっちゃう」なんていう、はなはだ身勝手なことを言う。とんでもない。70歳を過ぎてまで力仕事で頼られたら、こちらの身が持たない。
ただ、私の家系はどうも妻の方が早死にするという「業」のようなものがあるようなのである。これはまったく困ったことである。
私の両親は父の方が 8か月早く生まれただけの「ほぼ同い年」なのだが、母が 4年早く死んだ。母は晩年病気で動けなくなったので、父はかなり献身的に看病した。そして祖父母は直接の血のつながりはない(母は養女で、父は婿養子なので)が、祖母が 9年も早く死んだ。
というわけで、私は常々「この『業』は自分の代で断ち切るつもりだからね」と言っているのだが、こればかりは実際、どうなるかわからない。このまま健康で若作りのまま 20年も 30年も人生のケリが付かないようだと、このブログも延々と続くことになる。
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コメント
本当にそうですね。数日前に届いた喪中はがきには“義父が98歳で永眠しました”とありました。
さすがに男性で98歳はかなりレアケースですね。
ちなみに私の母は100歳まであと半年というところで永眠しました。亡くなる半年前には「ローマの休日」を観て″いい映画だねえ、名画だねえ”と言ってたほどですが、亡くなる3か月前からは認知症が出まして、少々戸惑いました。
高齢だったので葬儀には80歳以上の参列者がほとんどでした。
Takさんが書き続ける限り読み続けますが、私のコメントが一か月以上止まったら「ハマッコー逝ったな」ということですのでよろしく。
投稿: ハマッコー | 2020年11月22日 01:33
私は今年の終わり頃79才になるの。
だから、takさまが、死んでよしとおっしゃる年齢。
で、つくづく思うのよ、
本当に私は78才の今年一年間は、体調が最悪で、
ああ、これって死ぬのかな~?
っと、思う日々の1年間をぐずぐず過ごしました。
だからって、病院には行きませんでしたがねぇ。
それでも、しぶとく
今、少し元気になりつつあって、
あれ?
まだ生きるのかしら?って、思ってます。
だはは・・・・・・・
投稿: tokiko | 2020年11月22日 09:37
ハマッコー さん:
亡くなる 3か月前からの認知症というのは、幸せですね。『ローマの休日』を楽しめたというのは、素晴らしいです。
私の母の認知症は 2〜3年以上継続しましたから、大変でした。
>私のコメントが一か月以上止まったら「ハマッコー逝ったな」ということですのでよろしく
1か月以上の長患いの後に復活ということもあるでしょうから、辛抱強く待ちますよ (^o^)
投稿: tak | 2020年11月22日 10:00
tokiko さん:
女性は 1世紀生きますから、大丈夫です! (^o^)
投稿: tak | 2020年11月22日 10:08