何もせぬうちの師走と皆の言ふ
朝起きて開口一番、妻に「今年は何もしないうちに、師走になっちゃったね」と言うと、「本当にそうね」と相づちを打たれた。すると朝のラジオのパーソナリティも「今年はあっという間の 12月ですね。まだ何もしてない気がするのに」と、同じようなことを言い出した。
「第三波コロナ禍」とやらで「不要不急の外出は避けるように」との要請が出ているので、仕事上の打ち合わせを Zoom で始めると、PC 画面に現れた参加者が口を揃えて「もう 12月だなんて、信じられない」と言い出す。
曰く「春から秋までは、ほとんど一瞬だったよね」「今年はまともに達成感を得たことが一度もない」「何もしなくても、時間ってちゃんと過ぎ去るものなのね」—— こんなに皆の言うことが揃うなんて、他にあり得ない。それほどまでに「何処も思いは同じ」ということのようなのだ。
というわけで、今日のタイトルは川柳。「何もせぬうちの師走と皆の言ふ」である。
せめて残り 1か月のうちに、何か小さなこと 1つでいいから「やったね!」と思えることがしたいものだが、うぅむ、1か月は短いかなあ。
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