「小さなおじさん」の真実
クリスマス・イブだというのに、しょうもない話である。10年前の今日(これまた、クリスマス・イブだというのに)我ながら摩訶不思議な記事を書いた。しかも当時としては珍しく写真入りである。
"庄内浜では「小さなおじさん」がハタハタ釣りをしている" という記事だ。この写真は我が郷土のちゃんとした地方紙「庄内日報」の記事にフツーに添えられたものだから、決してアヤシいトリック写真などではない。
確かに写真の左下のあたりに、実にさりげなくハタハタ釣りをする小さなおじさんがいる。そして周囲の釣り人も、そのおじさんをまったく気に掛けている様子がない。
小さなおじさんがハタハタ釣りをしているぐらいのことは、あまりにも日常的すぎて、騒ぐほどのことではないのである。「さすが庄内!」というほかない。
これはまさに、私のブログに載った記事の中でも最もファンタスティックなものだと思う。そして 10年の月日をおいて、ここで謎解きをしよう。実は既に GIZMODE に載った(参照)ものではあるが、改めて転載させていただくとこういうことである。
「なあんだ!」ということになるが、この小さなおじさん、もしかして海釣りが好きなのに水際恐怖症か何かで、岸壁の端まで行けないのだろうか。
ちなみに、「中の人」というちょっとアレ系のニュースサイトには、同じ写真が「秋田県で小人が魚釣りをする貴重な写真が発見される」というタイトルで紹介されている。これ、ちょっとヒドいよね。
「庄内は秋田県じゃねえ、山形県だ!」と、声を大にして言わなければならない。
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