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2020年12月15日

最近の MacBook のアップル・ロゴが光らないのは

私が最初に買った MacBook Pro はご覧の通り、ディスプレイを開くと背面のアップル・ロゴが光っていた。今月 11日の記事で書いたように、2012年以後のモデルなので、開いた状態でのロゴは逆さまになっていはいない。

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ところが最近使っている MacBook Air は、アップル・ロゴが光らない仕様になっている。ご覧のように鏡面仕上げの金属になっていて、外からの光を反射するだけだ。これだとバッテリーの電力を無駄に消費しないのだろうが、Apple ファンにとってはちょっと物足りないという声も根強い。

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ところで ushigyu.net というブログにおもしろい記事を見つけた。届いたばかりの MacBook Air 13 を開けたところ、「薄いので、裏側のAppleロゴが透けて見えてます」というのである(参照)。こんな具合だ。URL から判断すると 2012年 6月の記事らしい。

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ただ、これだとビミョーすぎるのでもう少し検索してみたところ、「ハヤクユケ」というブログでは、裏から強い光で照らして撮影している。するとこんな具合に、透けがはっきりとわかるではないか(参照)。

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もしかしたら Apple は、この現象をなくすためにアップル・ロゴを光らない仕様にしたのかもしれないなんて、チラリと思ってしまった。しかしそもそもの話として、MacBook の起動とともに画面表示がスタートしてしまったら、背面のロゴが透けるなんてことは全然気にならないじゃないか。

いろいろ考えていたところ、自宅以外の場所で MacBook を広げるにはちょっとした勇気が必要だったことを思い出した。何しろ "スタバで MacBook を広げて仕事する「意識高い系」は見栄の塊か" (今年 1月 14日付 Livedoor News)なんて記事があるほどである。

前世紀末頃までは、コーヒーショップで Windows のラップットップを広げるだけで周囲の視線が気になったものだが、今世紀になっても MacBook に限ってはまだ似たような視線を感じてしまうことがあるのだよね。「自意識過剰」と言われればそれまでだが。

その意味で外で MacBook を開いてもロゴが光らないおかげで目立たずに済むというのは、気休め程度のリラックス効果があるような気がする。

というわけで、アップルロゴが光らないデザインへの変更にバッテリー節電以外の意味があるとしたら、「スタバで仕事しやすくするための配慮」としか考えられない。今日のところは、Apple の重視する「ユーザーフレンドリー」なデザインの一環と無理矢理に解釈しておこう。

 

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