まことにもっておめでたいお話
昨日の夕方、妹から LINE メールが届いた。テキストではなく下のような画像(左側)で、"Merry Christmas" に「今日は、自分の生まれた西暦の年と年齢を足すと、世界中の人が皆、2020になるそうです。今度、こうなるのは 1000年後だそうです」と添えてある。
一瞬「はて?」と、マジに悩んでしまったよ。もしかして何か別の意味があるんじゃないかと、思わず 3度も読み返したが、読み返すほどに「意味不明瞭な悪文」である。読みようによっては「1000年後に再び、足すと 2020になる」とも受け取れるが、それはあり得ない話だし。
で、つい、こんなようなマジレスをしてしまった。
はて???
自分の生まれた西暦の年と年齢を足してその年の西暦になるのは、毎年のこと。
ただ、1952年 12月 27日生まれの人は、今日の時点でまだ 67歳なので、足しても 2019にしかならない。
するとすぐに、「なんかねぇ、そだよねー」とレスが来た。で、妻に話すと、「私にも同じのが来てるよ」というので、ほのぼのとしてしまった。
これ、たった 1日でかなり広まってしまった現象らしく(参照)、今朝のラジオでも話題になっていた。すごいなあ、世の中には「はて?」と思わない人がかなり多いのだね。
そして還暦をとっくに過ぎた妹までかくもあっけなく信じ込んでしまったのだから、いくつになっても無邪気なもので、まことにおめでたいことである。
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