インスタント・コーヒーをおいしく淹れる達人がいる?
最近、個人的なコーヒー豆の消費が増えている。一昨年 5月の「コーヒーは粉じゃなく豆で買うに限る」という記事を書いた頃は近所ではコーヒー豆が買えなかったが、最近はさすがに手軽に入手可能になったのでありがたい。
この春先からコロナ禍による「ステイホーム」で、昨日も書いたように PC の前でデスクワークする時間がやたらと増えている。で、そのデスクワークの間に飲むコーヒーも増えているのだ。(ちなみに妻はモーニング・コーヒー 1杯以後は紅茶党なので、私とは別口)
よく仕事で外出していた頃は出先でコーヒーを出されることが多かったので、家では自分用のコーヒーを淹れない日も結構あった。ところが最近はほとんど毎日、自分用の 3〜5杯分を自分で豆から挽いて淹れる。まあ、ほんのささやかな贅沢だ。
ところで先日ラジオを聞いていると、「旦那が大変なコーヒー好きで、高い豆を手動のミルで挽き、ネル・ドリップで淹れるのでないと満足しない」という女性からの投書が紹介された。ところがある時この旦那にこっそりネスカフェを飲ませたところ、「これは旨い!」とチョー感動していたというのである。
何となく「いかにもありそう」な話に聞こえてしまったが、後から考えると「これ、よくできた『ネタ』なんじゃないの?」と思うばかりである。というのは、出先のオフィスなどで出されるコーヒーは、一口飲めばインスタントかそうでないかぐらいわかってしまうからだ。
ビミョーな話ではあるが、インスタント・コーヒーはクセがなくさらっとしすぎてる。絶妙な加減のインスタント・コーヒーだと、まあ、それなりにおいしくは飲めるが、それでもやっぱり「本物の面倒に込み入ったコク」と言ったらいいのか、そうしたものには及ばない。
ラジオで紹介された「コーヒー好きの旦那」は、よっぽど感覚が鈍っていたか、あるいはインスタント・コーヒーなんて飲んだことがないので、逆にことさら新鮮に感じてしまったかのどちらかと思ってしまうのだよね。
それともこの投書をした女性は、実はインスタント・コーヒーをおいしく淹れる達人だったのかなあ。
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