飛騨行きと「セレンディピティ (偶然幸福発見能力)」
今月 17日に、オークヴィレッジの稲本正さんからメールをいただいた。10年近く前に書いた ”「葉っぱはなぜ緑色なのか」への、稲本正氏の回答” (2011年 5月 6日付)という記事に関する礼状である。
文面には「今頃、気づきました」と記されてあったが、こちらからはとくに何も知らせていないのだから、気付かなくて当然で、気付いていただいただけありがたい。おかげで自分としても、改めて復習させていただいた。
このメールに触れられていた彼の近著『脳と森から学ぶ日本の未来〜共生進化を考える〜』を昨日の夕方に Amazon に注文したところ、今朝早く届いた。リアルの書店で買おうとすれば都心まで出かけなければならないだろうから、実質的には Amazon の方が早い。さっそく読み始めよう。
実はブログの方のメールの確認をちょっとサボってしまっていて、稲本氏の 1月 17日付メールに気付いたのは、3日後の 20日になってからだった。つまり当ブログの 19日付「そうだ 飛騨、行こう!」を書いた翌日だったのである。
さらに「ありゃ、そういえば稲本さんのオークヴィレッジがあるのは、飛騨の高山じゃないか!」と気付いたのは、今朝になってからだった。我ながらお恥ずかしいほど反応が遅すぎる。
というわけで、3月の飛騨への旅では図らずもオークヴィレッジ本店を訪問できそうだ。19日の記事ではコロナ対応として「なるべく人と親しく接触せず」なんて書いてしまったが、こればかりは特例とさせてもらおう。ちゃんとマスクはするから。
それにしても偶然を通してこうも物事がうまい具合につながるというのは、なかなか気持ちのいいことだ。19日の記事を書いたのは、もしかして稲本さんからのメッセージを潜在意識が感じていたのかもなんて思ったりまでして。
こういうのを "serendipity" というらしい。これについては 13年以上前に "「セレンディピティ (偶然幸福発見能力)」" というタイトルで書いている。長くブログを続けていると知らぬ間に無形の財産が増えているもののようで、まことにありがたいことである。
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