「雰囲気のもの」を巡る冒険
常連の方は既にお気づきかと思うが、当ブログに頻出する専門用語(?)に「雰囲気のもの」というのがある。昨年 2月 9日にも「当ブログのアクセス・カウンターの(雰囲気のものとしての)数字」という記事を書いている。
この記事を読んでいただけばわかるように、「雰囲気のもの」という言葉は、「意味のあるような、ないような、わかったような、わからないような」という、まさに「雰囲気」だけでもっているような事項を表すために使わせてもらっている。アクセス・カウンターの数字はその代表例だろう。
最近の記事で言えば、5日前の "人は何かを隠したいとき、「ポエマー」になる" という記事にも、あの「マンションポエム」に関連して次のように書いている。
私がよく言う「雰囲気のもの」というスタイルの代表格だ。肝心の対象についてはあっさりスルーして、あまり意味があるとも思われない周辺のみをもったいぶって語る。
ちなみに菅総理なんかは「ポエマー」としてさえ至らなくて、「周辺のみをもったいぶって語る」ことすらできないようだ。昨日の参議院本会議では代表質問への答えがぞんざいすぎて、「雰囲気」も作れないまま大幅に時間を残して散会となった。
試しに「雰囲気のもの」でこのブログ内を検索してみたところ、その結果はこんな具合で約 300件にもなった。この検索結果から「典型的な雰囲気のもの」(上述のアクセス・カウンターを除く)を 5つほど拾ってみると、こんな風なことになる。
アリナミン V の CM は、「雰囲気のもの」でしかないのね
「平成最後の何とか」というもの
"The Guide of Goods for a Cozy Room" というフレーズ
モノの整理は、捨てなきゃ始まらない
「ユビキタス」という言葉
なるほど、いかにも「雰囲気のもの」という感じの内容なのだろうなというのがおわかりと思う。
近頃では「雰囲気のもの」という言葉をあまりにも頻繁に使うので、「ふんも」で単語登録してしまっているほどだ。今後も多用することになると思うので、そのあたり
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