地球の自転のスピードって、実はスゴい!
私のもう一つの毎日更新ブログ「和歌ログ」の 1月 26日付に、「足許の地球の廻るスピードで陽はぐいぐいと昇りくるなり」という歌を写真入りでアップした。
この日の本文には、次のように記している。
東の空が明るくなり始め、太陽の上の部分が僅かに顔を見せ始めた時から注目していたが、見る間に昇りきってしまった。
「日の昇るスピードとは大したものだなあ!」と思ったが、よく考えれば、これは地球の自転のスピードだ。地球の自転というのは何しろ 24時間で 1周してしまうのだから、凄いスピードである。
飛行機で東京羽田空港から太平洋を渡ってアメリカ西海岸のサンフランシスコに行く距離は 約 8.290km で、要する時間は約 9時間 15〜50分ということになっている(参照)。
地球の赤道は約 40,000km とされているから、それをジェット機で 1周するとなると、細かい話を端折って計算すればおよそ 2日かかることになる。もろに単純に言ってしまうと、地球の赤道はジェット機の倍の速さで廻っていると考えてもいいわけだ。
我々はすごいスピードでで動く天体の上で生きているわけで、振り落とされないのは慣性の法則と引力のおかげである。
我々は自然の原理というものを、もっと信頼していいのかもしれないと思う。
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コメント
赤道上の自転によるスピードも凄いですけど、黄道上の公転のスピードも凄いですね。
(一億五千万キロ*2*π)/(365*24*60*60)=一秒間の移動距離
答えは、≒30km/秒 (多分合ってる)
これにより太陽による引力と外に飛び出そうとする力が均衡して太陽との距離が一定に保たれ、年間の気温が一定に保たれている。
(それ以外の要因により氷河期はあるが)
詳しくは https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB
全てのパラメータが人類を含めた生物の生存に密接に関係している。
投稿: ハマッコー | 2021年1月30日 05:01
ハマッコー さん:
ジェット機の秒速は、マッハ 0.8 でおよそ 300m だそうですから、その 100倍ですね。スゴい!
ミランコビッチ・サイクルというのは、初めて知りました。
ずいぶん難しそうですが ^^;)
投稿: tak | 2021年1月30日 10:34
ちょっとムラっ気があるみたいですね(^^)
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52298282/?period=1
投稿: きっしー | 2021年1月31日 10:54
きっしー さん:
電車の急加速、急減速みたいに「おっとっと!」なんてことになるほどのものではないようで、安心です (^o^)
投稿: tak | 2021年1月31日 12:55