花粉症には難儀な季節
東洋経済のサイトに「くしゃみクライシスがやってくる! ウィズコロナ時代の花粉症への備え方」という記事がある。日付としては昨年末の発信のようだが、気付くのが遅れたため、今頃になって「難儀な話だなあ」とため息ついている。
記事ではいろいろな問題が指摘されているが、その中に「新型コロナウイルスに感染した無症状者の、花粉症によるくしゃみがコロナ感染を広げてしまう『くしゃみクライシス』も深刻な問題になりそうだ」というのがある。私は多分感染してはいないと思うが、これではうかつにくしゃみができないなあ。
最近では、電車の中でくしゃみをするだけで周囲の人から厳しい目で見られることが一種の社会現象になっている。花粉症やぜんそくの症状があることを周囲に知らせる缶バッジなどをしている人を見かけることもある。
いやはや、その「缶バッジ」とやらはどうしたら入手できるんだろう。あるいは自分で作るのか? でも、最近は電車に乗ることなんて滅多にないから、大丈夫かな。
さらに、実際に感染してしまうリスクも高まると指摘されている。「目がかゆいので触ったり、マスクをずらして鼻をかんだりすることが多くなります。そのため、新たに感染するリスクが高くなると想定されます」というのだから、厄介な話である。
また、花粉症に悩む者としてはなるべく外気は取り入れたくないところだが、コロナウィルス対策には換気が大切とされているので、この辺りも問題だ。こればかりは、換気に付き合うしかなかろう。
この記事に添えられた「アレルギー性鼻炎症状」という表によれば、私の症状は「中等症」の中ではやや軽めであるらしい。
コロナ禍さえなければいつもの春先のように、時々さりげなくも盛大にくしゃみをしていればいいのだが、今年はそうもいかないようだ。早めに医者に行って薬を処方してもらう方がいいかもしれない。
やれやれ、難儀にぞありける。
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コメント
そうか、換気の点には思い至りませんでした。
2~30年前には、冷暖房を使わずに済む気温の時期には電車の窓が開いているのは珍しくなく、アナウンスでも「暑かったら窓を開けてね」みたいに促されていたくらいでしたが、近年は常に閉ざされていて、暑がりの私としては不満に思いつつも、「まぁ花粉症の人も多いからしかたがないよな」と納得していたものです。それがこの1年は、エアコン稼働していても窓を少し開けておくのが基本になっていますからね。花粉症が重い人は辛いな…(私自身はシーズンに数日辛い日があるかな、くらいの軽症です)。
ワクチン忌避が新型コロナ抑制の大きな障害になるという懸念もあるようですが(私は今のところ、順番が来たら迷わず接種を受けるつもりです)、「新型コロナのワクチンを接種すると、もれなく花粉症が軽快します」みたいな話があれば、みな飛びつきそう。
投稿: 山辺響 | 2021年2月 2日 11:32
山辺響 さん:
私も順番が来たら迷うことなく受けようと思っています。
(とにかく、好き放題出歩きたいので ^^;)
>「新型コロナのワクチンを接種すると、もれなく花粉症が軽快します」みたいな話があれば、みな飛びつきそう。
それは夢のようなお話ですね (^o^)
投稿: tak | 2021年2月 2日 11:51