職務質問されやすいスーツ・スタイル
昨日の記事では「アクティブスーツ」なるものについて、「相変わらずスーツ着用が求められる仕事ではこれまで通りのスーツを着ていればいいし、そうでない分野ではテキトーにスーツ以外の軽装に移行していけばいいというだけの話」などと、やや斜に構えたことを書いてしまった。
ただ「テキトーに」とはいいながら、そこはそれ、ちょっと間違えると「かなり奇異な感じ」になってしまうこともあるのだと、Quora のサイトで知らされた。警察の職務質問のマニュアルに「スーツの着こなしが変な人には声をかける」という項目があるというのである(参照)。
上の画像が、その「スーツの着こなしが変な人」の典型例とされている。昨日の記事を書いた時にはこんなのまでは想定していなかったが、確かにこんな感じのヤツ、街で見かけることがあるよね。
いやはや、スーツの世界というのは妙な方向にまで幅広いものである。深入りしたくない世界だ。
こういうのって、すべてが「特殊詐欺事件の受け子」というわけじゃないのだろうが、「余計な職質なんてされないように、こんな感じの着こなしは避けようね」という否定的教訓にはなるだろう。ただ下手すると、本当の「特殊詐欺事件の受け子」にまで教訓とされてしまうというリスクもあるが。
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コメント
「県警への取材に基づく絵」を世に出してしまったら仰せのように詐欺グループへヒントを与えてしまいかねませんね。
と言っても普段スーツを着たことがない人物がスーツを着るとそこはかとなく違和感を醸し出すもんですね。警察官はそこは見逃さない。違和感を感じて職質したら受け子と判明し逮捕という例が結構あるようです。
絵に描かれているような風体の人物が「銀行協会からカードを受け取りに来ました」なんて言って来たら即座に疑わなければいけませんね。その前に銀行協会が一個人を訪ねてくるはずがないと思わないといけないのですが。
投稿: ハマッコー | 2021年3月23日 05:09
ハマッコー さん:
>違和感を感じて職質したら受け子と判明し逮捕という例が結構あるようです。
へえ〜、そうなんですか。さすがなものですね。
>その前に銀行協会が一個人を訪ねてくるはずがないと思わないといけないのですが。
そのあたり、世の中には素朴な人がいるのですね。
投稿: tak | 2021年3月23日 10:09