東日本大震災から 10年
あの東日本大震災から 10年経った。たった今、仕事先から帰ってきたばかりだが、カーラジオで聞く番組は軒並み地震関連の特集である。というわけで、私も便乗して地震の話をしてみたい。
下の画像は 10年前の和歌ログだが、詳細をみると 21時 17分付となっている。この日は地震発生直後からずっと停電していたが、日が暮れてだいぶ経ってから回復したおかげで、毎日更新が続いている。
我ながら驚いたことに、この頃は三十一文字の和歌に英語の短詩まで添えていたもののようだ。今でもやってやれないことはないと思うが、かなりの負担だろう。
添えられた写真は、私の仕事部屋のデスクの状態である。棚からいろいろなものが落ちて散乱しまくっている。片付けるのにずいぶん手間取った覚えがある。先月 13日の地震でも書棚から本が数冊落ちたが、こんなにひどくはなかった。
そして本ブログの 2011年 3月 11日付は、午前のうちに更新済みだったようだ。そのため地震の報告は、翌 12日付の 「とりあえず無事です」という記事になっている。
地震発生からしばらくは原発事故の影響もあって、電力供給不足が続いた。我が家もあれから 2年は夏になってもエアコンを使わずに乗り切った覚えがある。
地震とは恐ろしいもので、親戚筋にも津波による死者が出たが、貴重な経験ともなった。そしてあれ以来「反原発」の世論が高まったが、政府はそれに耳を貸そうともしない。
私としてはあの経験を普段の生活意識の中に生かしていかなければならないとずっと思いつつ、今日のこの記事を書かせてもらっている。とにかく原発は止めなければいけないということを、再確認しておきたい。
それにしても、地震時の記憶は10年経ってもまるで昨日のことのように鮮明なのに、それ以後の地震関連のあれやこれやは遠い昔のことのように思われてしまったりする。人間の記憶とはおもしろいものである。
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