コーヒーを好きなだけ飲むための言い訳が増えた
私はコーヒーが好きで、1日に 4杯は飲む。自宅では豆から挽いて淹れたものを飲むので「こだわり派」と思われかねないが、実際のところは「フツーのコーヒー好き」のレベルを辛うじて越えていないと思う。ただ、砂糖もミルクも入れずにブラックで飲むことだけは譲れないが。
「コーヒーの飲み過ぎは体に良くないよ」なんて忠告してくれる人がいる。こちらの健康を慮ってのことだろうが、正直なところ、鬱陶しい。
3年前の 8月に書いた "「コーヒーは体に悪くない」というお墨付き" という記事を持ち出して反論する手もあるが、それもまた面倒なので、「はいはい、どうも」と聞き流すだけにしている。というわけで、家でデスクワークするのもコーヒーをちびちび飲みながらということが多い。
上述の 3年前の記事は、"「コーヒーをたくさん飲む人は長生きする傾向がある」という研究結果" という Gigazine の記事を下敷きにしている。私としては決してことさら長生きしたいわけじゃないが、好きなコーヒーを好きなだけ飲むためのエクスキューズとしては、なかなか使いでがある。
そして昨日は ”コーヒーを飲むと「心不全のリスクが下がる」という研究結果” という記事を見つけて、エクスキューズがまた 1つ増えた。Gigazine というニュースサイトは、コーヒー好きの味方である。
昨年久しぶりに受けた健康診断で「不整脈があるので、精密検査を」なんて言われ、「御免蒙ります」と断ったばかりなので、言い訳の使い途には困らない。そもそも病院嫌いの私が精密検査なんて受けたら、そのストレスでかえって体調を崩すと、過去の経験でわかってるし。
今回のニュースでさらにありがたいのは、心不全リスクを下げるには「コーヒーを飲む量が多い方がいい」とされている点だ。以下に引用する。
今回の研究によると、1日 1杯では効果がありませんが、1日 2杯で心不全リスクが 31%減少し、1日 3杯以上でリスクが 60%減少するとのこと。なお、3杯と 4杯以上の差については、1日 4杯以上飲む被験者がごくわずかしかいなかったため、結論は出せなかったとされています。
そんなことだったら「1日 4杯以上飲む被験者」として協力させてもらってもよかったのに・・・ と一瞬思ったが、記事によると「心血管疾患の諸症状と危険因子を詳細に分析」して 5年にもわたる経過観察をしたそうなので、病院嫌いとしてはやっぱり遠慮しておきたい。
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