常磐線の衝突炎上事故の、わけのわからなさ
茨城県土浦市内の JR 常磐線で電車と乗用車が衝突し、炎上してしまうという事故が起きたのは、2日前の 26日未明だった。事故を起こした乗用車は直前まで警察の追跡を受け逃走中だったが、運転していた人物は線路内に車を置いたまま行方不明と報じられ、その後のことはさっぱりわからない。
この日、私の妻は所用で朝に東京都内に出かけた。常磐線は土浦以北が動いていなかったが、東京〜取手間は順調に動いていたため、行きは問題なかったが、昼過ぎに土浦以北の運転が再開された途端に立ち往生が続出し、帰りの電車は先が詰まって遅れに遅れた。大変な迷惑を蒙ったわけである。
それはまあ、それでしょうがないと言えば言えるのだが、その後のニュースのあり方に、どうも不自然なものを感じてしまうのだ。逃走したという運転手の行方に関する情報はなしのつぶてで、「2日経ってもまだ見つかっていない」というような報道すらされていない。
事故車のナンバープレートは焼けずに残っているのだから、所有者の特定は容易なはずなのだが、それについての情報もまったく明らかにされていない。これはもう、よほどイレギュラーな事情が裏にあるとしか思われないではないか。
未確認情報だが、事故車は盗難車で、付いていたナンバープレートは偽物だったという説もある。また運転していたのは外国人だったのではないかという憶測も流されている。
もしそうだったとすると、どういうわけか知らないが、「軽はずみに触れてはいけないデリケートな話」ということになってしまうようなのである。しばらくはまともな報道なんてされないんじゃなかろうか。
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