ワクチン、オリンピック、ガールズバーの三題噺
FNN プライムオンラインによると、河野太郎規制改革相が「菅首相とファイザー社ブーラ CEO(最高経営責任者)の電話会談を通じて、同社製ワクチンの追加供給で「『実質合意』した」と明らかにしたのだそうだ(参照)。
それにより「9月末までに、16歳以上の接種対象者分のワクチンが確保できる」ということらしい。まあ、これはあくまでも「見通し」だから、実際には多少の遅れがあるかもしれず、10月とか 11月とかにずれ込むこともあるだろうということぐらいは覚悟しておかなければならないだろう。
いずれにしても、遅くとも年内には国民の大部分が接種できるだけのワクチン確保ができるということだが、その接種が一応完了するのは年明けぐらいになるんじゃなかろうか。何の手も打たれないよりはいいだろうが、遅いと言えば遅すぎる。
要するに今年一杯ぐらいは、ウィルス感染の大きなリスクを背負って生きていかなければならない。ということは、夏に「開催予定」とされている東京オリンピック・パラリンピックなんて、「何それ?」ってことだ。
個人的にはオリンピックは中止しなければならないと思っているのだが、今月 15日の記事でも触れたように、そこにはやたらややこしい政治的かつ経済的事情があるようで、取りあえずは開催強行ということになりそうな雰囲気なのだ。まったく鬱陶しい話である。
というわけで、個人的にはオリンピックが終わり、ワクチン接種が一巡するまでは、できるだけおとなしく暮らしていこうと思っている。そして年が明けてからもつくばの地で、あまり浮かれずに呑気に生きていきたいものである。
今回のコロナ禍は、ノー天気に街に繰り出して飲んだり食ったり踊ったりしなくても、人間はちゃんと生きていけるということを学ばせてくれたんじゃないかと思う。
で、この三題噺のオチは、先日久しぶりに出張した(今どきのことなので、さっと行って、さっと帰ってきただけだが)博多で見つけた「ガールズバー CORONA」という店の看板パネルだ。敢えて店名変更もせずに頑張っているのだね。
これ、朝の中州で撮ったもので、私がこの店で飲んだというわけじゃないので、そのあたりくれぐれも
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コメント
>今回のコロナ禍は、ノー天気に街に繰り出して飲んだり食ったり踊ったりしなくても、人間はちゃんと生きていけるということを学ばせてくれたんじゃないかと思う。
私は逆に感じました。
この前の週末は緊急事態宣言後最大の人出だとか、以前のニュースで政府高官の話として緊急事態宣言の目新しさが無くなって効果が薄れたから解除するだとか(そんな理由かよ!)、「みんなで集まって飲んだり食ったりをしなきゃ生きていけないかのような人間」がこんなにもいるのかと思ってしまいました。
投稿: らむね | 2021年4月21日 11:44
らむね さん:
うぅむ、確かにそれも言えます。
私自身も家に閉じこもってばかりに耐えきれず、先月は奥飛騨に旅してますしね。
(https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2021/03/post-772b99.html)
ただ、私の上述の旅は、人との接触をできるだけ避けて、クルマで廻っていました。
最近の現象はこれまでの「反動」というもので、基本的にはなんとかなるのではないかと思うわけです。
投稿: tak | 2021年4月21日 18:12