新型コロナワクチン接種の予約は簡単にできたのだが
今週の火曜日に市から新型コロナワクチン接種に関する通知が届いた。こう見えても一応 65歳以上の「高齢者」の範疇には入っているので、早めに接種してもらえるようなのである。
届いた翌日の水曜日は何かと忙しくて対応が遅れたが、昨日の昼に妻の分と一緒にサクサクッとネット予約した。1日出遅れた分、1回目の接種は来月 20日過ぎまで待たされることになり、2回目の接種を終えるのは 7月後半になってしまうが、まあ、いいか。
ほかの人たちはどんな様子なんだろうと思い、Twitter で「ワクチン/予約」の 2語で検索してみたのだが、自分でネット予約したという話はおろか、「電話がつながりにくくてさんざん待たされた」みたいな tweet すら驚くほど少ない。
ここに至って初めて「65歳以上で Twitter してる人って、あんまりいないのだな」と実感した。日本はこれだけ老齢人口が多いのだから、年寄りがフツーにネットやってたらワクチンの予約話で持ちきりになるだろうが、そんなことには全然なっていない。
ニュースの分野まで範囲を広げて検索してみると、Impress Watch に「母親の新型コロナワクチン接種の予約をした」という猪狩友則さんの記事が見つかった。御母堂が初めは自分で電話予約しようとしたものの、どうにもつながらないので、彼が代わってネット予約してあげたという記事である。
猪狩さんは予約に iPad を使い、「予想以上に簡単」で「ものの10分もかからなかった」と書かれている。私の場合も、妻と 2人分でそんなようなものだった。
ただ、インターネットにまったく馴染みがなく、代わってネット予約してくれる子どもも同居していないというような場合は、何度も何度も電話でトライすることになるようだ。難儀なことである。
コールセンターにつながりにくいのは、電話が通じたらさっさと必要なことだけを告げて予約すればいいのだが、年寄りの場合は余計な繰り言が多くてなかなか話が終わらないからだとも聞く。
電話対応の担当者は「あっちが痛い、こっちがしんどい」ばかりでなく、「老人施設でいつも一緒になるどこそこのばあさんの態度が気に食わない」みたいな話にまで延々付き合わされて、ほとほと疲れてしまうらしい。下手に遮ってさっさと済ませようとすると、役所に苦情が来るだろうしね。
ネット予約だと妻と 2人分で 10分もかからないことが、電話だと 1人分の予約がまともに成立するまで、あれこれいろいろな説明やら確認やらも念入りにしなければならず、結構な時間がかかってしまうのだろう。こればかりは仕方のないことかもしれない。
というわけで、私と妻の場合はあと 2ヶ月足らずでめでたくワクチン接種が完了することになったのだが、早く日本全国の全世代にワクチン接種が行き渡ってもらいたいものだ。おっと、日本全国ばかりでなく、世界的にもね。
ただ、テレビなどで接種の様子を見ると、コロナワクチンの注射って腕に直角みたいな角度でブスリと突き刺している。病気知らずで注射なんてほとんどしたことのない私としては、あれって結構痛そうでコワいなあ。
下手すると、マジで悪い夢見てうなされそうである。
| 固定リンク
「世間話」カテゴリの記事
- 逆走車が増えていることに関するあれこれ(2024.08.18)
- 近所に自転車ドロボーの常習犯がいるらしい(2024.07.01)
- タンス預金なんてしてる人が、実際にいるのだね(2024.06.23)
- 飲食店で傍若無人の大声で話すオバサンという存在(2024.06.14)
- たまにテレビを見ると、そのつまらなさに呆れる(2024.06.08)
コメント
年齢による制限付きなら、やっぱ往復ハガキかなんかで対応してもらった方が良かったんじゃないですかね。
IT対応可なら、QRコードからインターネット予約とか。
ラジオ体操のスタンプカードみたいに、1回目2回目のハンコ押してもらって、そのまま摂取証明書みたいになっちゃえば楽やと思いますけどねぇ。(偽造などの問題点はそれなりにありますが…)
投稿: 乙痴庵 | 2021年5月28日 22:32
乙痴庵 さん:
>年齢による制限付きなら、やっぱ往復ハガキかなんかで対応してもらった方が良かったんじゃないですかね。
予約希望日時が集中した場合の調整が、郵便だと時間がかかりすぎると判断したんじゃないでしょうかね。はっきりしたことは言えませんが。
ただそれでも、第三希望日時ぐらいまで記入してもらって、「調整の結果、あなたの接種日時は〇月〇日〇時と決まりました」みたいな返事を出せば、それなりにこなせると思いますけどね。
結局、行政側の考えが足りないんだとは思います。ただ、この方面の担当者はだいぶ疲れているみたいですけど。
QR コードから予約サイトに即つながるというのは、実現されてました。ただ、それでもわからない人はわからないでしょうね。たとえスマホを持ってたとしても。
ラジオ体操式のスタンプカードは、本人確認をしっかりやればできると思いますね。偽造して接種しないまますり抜けて、結局感染して、重症化したり死んだりしてしまったら、それは自業自得ということで ^^;)
投稿: tak | 2021年5月29日 06:19