まるちゃんが、知らぬ間に中学生になってた
近頃は仕事上での移動もクルマに乗るばかりで、滅多に電車に乗ることがなくなり、社内の吊り広告の類いにもほとんど馴染みがなくなっていた。
そして昨日、2ヶ月ぶりぐらいで電車に乗ったところ、早稻田アカデミーの広告にセーラー服を着た「ちびまる子ちゃん」が登場していたので驚いてしまった。あの花輪君も一緒である(参照)。
マンガの『ちびまる子ちゃん』は、雑誌『りぼん』の 1986年 8月号から 1996年 6月号までレギュラー掲載され、単行本にもなった。我が家では 1981年生まれの長女を筆頭とする 3人の娘が 1990年あたりから夢中で単行本を読むようになり、それに続いてテレビ・アニメもスタートした。
このマンガの設定時期は、作者の さくらももこ さんが静岡県清水市で小学校の 3〜4年生時代を過ごした 1974〜1975年となっていたので、私と妻が一緒に暮らし始めた時期と重なり、懐かしさもあって子供たちと同様、楽しみにしていたものである。
あの頃の まるちゃん はドジばかりの憎めない女の子だったが、中学生に成長した姿を見ると、気のせいか身長が少し伸びたように思える。顔の表情まで少しクールになり、なるほど、後に成長して「エッセイまんが」を書き始める才能を秘めた子であることを窺わせるではないか。
早稻田アカデミーというところには全然縁がないが、この広告はちょっとしたヒットではないかと思ってしまう。アニメを毎週楽しみに見ていた世代が今、自分の子どもに受講を勧めたくなってしまうかもしれないね。
まさに「時代は巡る」である。
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コメント
私の家の、向こう隣に、10年ほど前、チビちゃんたちを連れた若い御夫婦が入居されました。一番上が、アヤチャンという子らしく、廊下や表で、弟たちが「アーヤー!」と呼び掛ける声をよく聞きました。そのアヤチャン、可愛い子で、小さなときは、私と行き違うと「ワーオ!」なんて、今時の子らしくおどけていたのに… ほんの数年見かけないうちに、背丈も伸びた上級生になっていて、私を見る顔が、それこそクールで、落ち着いた大人の表情に変わっていたので、微笑ましかったです。子どものない私ですが、女の子の成長物語の速さに驚かされます。
投稿: 琥珀波 | 2021年6月29日 01:09
琥珀波 さん:
自分の子より、近所の子どもの成長の方が早く感じます。それよりも早く感じるのが、遠くの親戚や知り合いの子です。
ちょっと見ないうちに大人びてしまって驚きます。
男の子の場合だと、声変わりした直後が「こいつ、いつの間にか大きくなっちゃったなあ」と思ってしまいますね。
投稿: tak | 2021年6月29日 03:50