今回のオリンピックを象徴するようなドタバタ
Huffpost が「小山田圭吾さん、開会式楽曲担当の辞任を申し出「様々な方への配慮に欠けていたと痛感」とのニュースを伝えている。開幕直前になっての辞任の申し出なんて「配慮に欠けた」ストーリーの極致みたいなものだが、この男にしてみれば他に選択肢がなかったのだろうね。
昨日の TBS ラジオ「アフター 6 ジャンクション」で、パーソナリティの 宇多丸 が、「この件についてはインターネット上で過去に何度も炎上していて、既に知られた話と思っていた」と語っていた。それを当人も周囲もずっとスルーし続けてきたことが問題で、自分も反省するとの発言だった。
宇多丸氏としては小山田某とは直接的に顔を合わせたことはないそうで、それならばこの問題をことさらには取り上げにくかったという事情も理解できる。ただ、当人や近い関係者が完全に何も発言してこなかったことは、やはり問題だろう。
これも TBS ラジオだが、「週間日本の空気」の 小田嶋隆氏が「(インターネットの)検索窓に(小山田なにがしの)名前を入れてポンとリターンキーを押しさえすればヤバい話が山ほど出てくるのは誰でも知ってる」と言っていた。この男の「悪さ」は、業界では結構知られたことのようなのである。
確かに、そんなような話は実際にボロボロ検索される。しかも障碍者や重病人などの弱者をいじめ、嘲笑うような話がほとんどで、「こいつ、ほんっとにサイテーだな!」と思ってしまうのだよ。
というわけで小田嶋氏は、こんなような話になる前にきちんと身体検査されなかったのは、JOC の関係者が「よっぽどメディアに暗いのか、とんでもないおじいさんなのか、それとも面倒くさいのか、見たくないのか」と呆れていた。
まさにその通りである。彼の名前を知らなかった私がこのニュースを知って最初にしたのは、「小山田」でググってみることだったからね。ちなみに、それで小沢健二とユニットを組んでいたことも初めて知った。
「こんなことなら、オリンピックの音楽も小沢健二に頼めばよかったのにね」と妻に言うと、「小沢健二はそんなの引き受けないでしょ」と返された。なるほど、そうかもしれないね。
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コメント
「障碍者虐待」と「パラリンピック」ですからね。なかなかの組み合わせだと思いました。
投稿: らむね | 2021年7月20日 14:35
らむね さん:
>「障碍者虐待」と「パラリンピック」ですからね。なかなかの組み合わせだと思いました。
これは、フツーにはあり得ませんね。
主催者は「今は本人も反省している」なんて言ってますが、雑誌インタビューを受けたのは本人が 24歳の時のようですから、その時点でいい年こいて得意げに「いじめ自慢」してるというだけで、十分に「アウト」ですね。
投稿: tak | 2021年7月20日 15:12