総選挙で菅義偉を落選させるぐらいの荒療治が必要
総選挙を控え、自民党内では「菅首相では戦えない」との声が挙がっていると伝えられ、新たな候補として高市早苗氏、下村博文氏、岸田文雄氏などの名が挙がっている。
ただ、これらの人たちに「本気で菅総理に取って代わる」というほどの意気込みがあるとは感じられない。こうした状況に関して、平井文雄氏が「菅さんを倒して首相になってコロナ対応をやろうという政治家は自民党にいないのだろうか」と書いている。
総裁選は「9月 29日投開票」で決まりそうな雰囲気だが、この状況を一言で言ってしまえば、今の自民党内で「泥をかぶってでも菅総理にとって代わろう」と本気で考える人がいないということのようだ。
平井氏の記事によれば、次のようになる。
二階幹事長は 25日の会見で改めて菅続投を支持した。安倍、麻生両氏も、そして茂木敏充外相、加藤勝信官房長官による共同統治の竹下派も菅支持を変えない理由は、コロナという歴史的な難局を自分、あるいは自分の持つタマで乗り切れる自信がなく、みんなで「菅頼み」しているからである。
「菅頼み」と言えば聞こえがいいが、要するに、菅首相を人柱にしてこの難しい時期をやり過ごそうということのようなのである。一番悪いときに、能力的に一番期待できない人が首相に祭り上げられるいう巡り合わせは、国民としてみればこの上ない不運と言うほかない。
このままでいったら総選挙は総裁選の後になるもののようだが、もし「菅首相続投」なんてことになったら、その直後に行われる総選挙の神奈川第2区で、菅義偉を落選させてしまうぐらいの荒療治が必要なんじゃないかと思ってしまう。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アサド政権崩壊を機に、中東地域のお勉強(2024.12.10)
- 韓国で大統領なんてやっちゃうと、やっぱり ・・・(2024.12.04)
- ロシアに移民したがるやつなんていないよ(2024.11.25)
- 「さいとう元知事」が「〜元彦知事」というセコい戦略(2024.11.23)
- 今回の兵庫県知事選挙の、世論誘導に関する大きな教訓(2024.11.18)
コメント
横浜市民は菅義偉という人物をもう信用してないと思います。
林市長を操り人形にして賭博場開設を推進してきたのに、一夜にして賭博場開設反対の立場をとる小此木八郎氏支持に転じたわけですから。
(林さんはこんな不実があっていいのかと憤慨してましたが、どの口で言ってるのかと思う。彼女も市民に不実を働いた。おあいこですね)
市長選を通して菅氏の人物像がさらに鮮明になりました。
相手にもよりますが、衆院選では多分落選するでしょう。野党が負けたら野党にも大きな衝撃が走る。神奈川二区は日本で最もホットな選挙区になります。
投稿: ハマッコー | 2021年8月26日 22:50
表現規制の高市に疑似科学ビリーバー下村、さすがにこの二人だけは何がどうあっても勘弁してもらいたいところです。
投稿: 柘榴 | 2021年8月27日 04:13
ハマッコー さん:
>相手にもよりますが、衆院選では多分落選するでしょう。
マジでそう言えるほどの状況になってきてますか。これはおもしろいことになりそうですね。
本当に菅義偉を落選させましょう。
投稿: tak | 2021年8月27日 20:12
柘榴 さん:
すると、残りは岸田一択ですかね。
いずれにしても、総裁選の後に総選挙のようですから、私としては、今回はズルズルで管再選となり、「現職の総理が衆院選で落選」という衝撃的ニュースにつながることを期待してるんですがね (^o^)
投稿: tak | 2021年8月27日 20:16