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2021年9月 4日

ハバネロより辛いトウガラシがあるとは!

2019年 4月 3日付 "「舞妓はん ひぃ〜ひぃ〜」という名の唐辛子" という記事で書いているように、私は日本人としてはかなりの「辛モノ好き」である。CoCo 壱 のカレーだと、最高の 10辛(参照)を注文して、その上にさらに「とび辛スパイス」をドバドバッとふりかけて食べる。

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ごく一般的な鷹の爪(参照 1参照 2)程度では、例えばかけうどんだったら、丼の中で汁の表面全体が興醒めなほどに赤くなるぐらい振りかけないと満足できない。ところが上述の「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」なら、4〜5回パラパラッとふりかける程度でちゃんと辛く感じるからありがたい。

「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」というのは、国産ハバネロを使用しているということで、さすがの威力である。

ところで、かつてはハバネロが世界一辛い香辛料と言われていたが、最近ではもっと強烈に辛いものが登場していると知って驚いた。クックビズ総研の "あの暴君「ハバネロ」が 4位!?暴君の上に君臨する激辛 TOP 3 とは?" という記事(2016年 5月 23日付)に、なんと「生食動画」付きで紹介されている。

第 3 位 ブート・ジョロキア

2007年時点のギネスで、「世界一辛い唐辛子」に認定された唐辛子。(ということは、2006年まではハバネロが世界一だったようだ)

第 2 位 トリニダード・モルガ・スコーピオン

素手で触るのも危険で、触れると炎症の恐れ。

「触ると炎症の恐れ」と言われる割には、この動画では直接食べているが、1分 18秒あたりから咳き込み、しまいには涙ぐむまでに悶えてしまう。

第 1 位 キャロライナ・リーパー

直接種ごと食べると “死ぬ” とすら言われている。

この記事では、さすがにこれを生食する動画は掲載されていないが、試しにググってみたところ、2019年 3月 19日付の「【超激辛】死神と呼ばれた唐辛子キャロライナリーパーを完食チャレンジ!」という動画が見つかった。

前置きがかなり長いが、2分 19秒あたりで最初の一口にチャレンジし、ここで既に激しく咳き込む。さらに4分あたりで 3口目チャレンジの直前に大きくのけぞって悶えてしまうが、めげずに 7分あたりでどうにかこうにか完食に成功。ただし後が心配になるほどの大悶えとなる。

ちなみに紹介の記事は 2016年版でのランキングをもとにしているが、「唐辛子専門店 ハクタカ」は 2020年版でもランキングは変わっていないとしている。

ただ、「ドラゴン・ブレス・チリ」というのが 2017年に世界で最も辛い香辛料としてギネスが認定したと紹介するページもあれば、さらに「ペッパー X」というのがより辛いとしているサイトもあり、このあたりは混沌としていて、なんとも判断しかねる。

いずれにしても、私としても是非挑戦しなければならないと思い、早速ながら、とりあえず 第 3 位のブート・ジョロキアを Amazon で注文した。ただし、これを食べた男性が 3週間以上の病院送りになったという 2016年の記事(参照)もあるので、さすがに生食は敬遠し、香辛料としての市販品である(参照)。

届き次第、カレーやスープ、うどんなどで試してみて、本ブログで報告しようと思う。さらに順を追って、第 2 位のトリニダード・モルガ・スコーピオン、第 1 位のキャロライナ・リーパーも試してみたい。

味を占めたら、「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」にとって代わる常備品となるかもしれない。

【2023年 9月 13日 追記】

ブート・ジョロキアのレポートは、以下にあるので参照頂きたい。

激辛「ブート・ジョロキア」を試してみた (2021年 9月 12日)
「りょう君のジョロキア」使用レポート その 2 »  (2021年 12月 24日)

 

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コメント

すごいですな( ; ´ Д ` )
わたしは40超えてから辛いものがとんとダメになってしまって、最近はカップ麺でも辛いやつを買わないように注意してます。
ハバネロとかジョロキアはたぶん食べきれません…

投稿: ひろゆき王子 | 2021年9月 5日 00:13

ひろゆき王子 さん:

激辛調味料を常備しておくと、結局お得なんですよ。

というのは、フツーの七味唐辛子だと、あっという間に一瓶使い切ってしまいますが、「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」だと、一度にそんなにたくさんは振りかけないので、長持ちするんです。

とはいえ、一般的な消費量よりはずっと多いと思いますが ^^;)

投稿: tak | 2021年9月 5日 15:08

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