株価に関しては、ほとんど興味がない
お恥ずかしいことに、経済、とくに株の話にとんと疎い。今日も仕事先からクルマを運転して帰る途中、ラジオのニュースで「日経平均株価が値下がり」とか「世界同時株安」とか、いろいろなことが言われていたが、まるでピンと来ない。自分とどんな関わりがあるのかも、ほとんどわからない。
帰宅してからネットで検索して NHK テレビのニュース(参照)を見たが、文字通りの言葉をそのまま文字通りにしか理解できず、それ以上の深読みはまったくできない。「ほほう、そうですか、はいはい」と言うしかないので、「俺って、バカかも・・・」と思えるほどだ。
先週までは平均株価が 31年ぶりに 3万円を超えたとやらでウハウハ言っていたのだから、何がどうなっているのかさっぱりわからない。ニュースでは中国の恒大集団とやらの経営悪化が株価全面安の要因と言われるが、自分にはほとんど縁のない企業だから個人的には「知ったことじゃない」というだけの話だ。
思えば 1980年代後半から 91年までの「バブル景気」とやらで世の中がすっかり浮かれていた頃(もう 30年以上前になるのか)も、個人的にはひたすら居心地の悪い思いしかしていなかった。何しろ私は昔から次のような具合で、景気のいい話には縁のない男なのである。
- 1970年代の高度成長期には学生の身で、どんどん上がる生活費にひいひい言いながらバイトに明け暮れていた。
- 卒業するときには「オイルショック」で大変だった。
- やっとまともに就職できたのが、プラザ合意による「円高」の影響をもろに受ける繊維業界だった。
- 1980年代後半から 91年までの「バブル」の頃はウール関係の外資系団体にいて、給料の基本がオーストラリア・ドル建てだったので、円にしたとたんにバブルの逆作用で目減りする一方だった。要するにこの頃は何もいい目を見ていない。
91年 3月になっていきなり「バブル崩壊」と言われた時も、「ああ、これでやっとまともな世の中になる」と、むしろほっとしたのを覚えているほどだ。
というわけで、今回のニュースにしても「関係ないね」と言うばかりである。興味のないことには関わらない方がいい。
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コメント
マトモなサラリーマン時代は、それらの情報に注目して、「昨日時点で1ドルいくら」と、「日経平均株価」はすぐ答えられる様にしておけ、と上司や先輩方に言われてました。
まぁ、一応聞かれたら答えられる様にはしてましたが、実際に聞かれる場面なんて、なかったですねぇ。
酒飲んでるときに、別のお客のサラリーマンさんとしゃべったぐらいかなぁ。
投稿: 乙痴庵 | 2021年9月24日 16:23
乙痴庵 さん:
ほほう、実際にはその程度のものなんでしょうかねえ。
確かに、日々の生活でマトモに株価の変動の影響を受けたなんて経験ないですからね ^^;)
投稿: tak | 2021年9月24日 17:47