「OB はみんな嫌な気分」と言う清原のメンタリティ
"新庄剛志監督に「OBはみんな嫌な気分になっている」 清原和博氏が不快感露わ...エールから一転" というネット記事を読んで、こちらの方がずっと不快になってしまった。新庄監督の就任会見でのファッションに関して、「もうちょっとちゃんとしてくると思った」なんて愚にも付かない言い方してるし。
J Cast ニュースによれば、清原は「プロ野球 100年の歴史があるわけですよ。(元巨人の)川上(哲治)監督から始まってね。絶対プロ野球のOBたちは口に出さないと思いますけど、みんな嫌な気分になっているのは間違いないと思います」なんて言っているらしい。これ、とても嫌らしい言いがかりである。
そもそも日本初のプロ野球チーム「大日本東京野球倶楽部」が発足したのは 1934年で、プロ野球リーグが開幕したのは 1936年だから、まだ 100年なんて経ってないし、「川上監督から始まって」いるわけでもない。自分でも何を言ってるのか、わけがわかってないのだろう。
さらに、「(OB たちが)みんな嫌な気分になっているのは間違いない」というのは、ある意味で卑怯な言い草である。不確かな他人を持ち出すことで、自分の言いたいことが正当化されているような気分になっているだけだ。
私は彼の言い草から、自分のブログで書いた以下の 2本の記事を即座に思い出した。
「不機嫌による支配力」を跳ね返す「鈍感力」(2021年 11月 11日付)
清原は一時、まさに「不機嫌による支配力」を行使していた代表的人物だと思う。まともに通じる言葉で説明することをせず、ただ「不機嫌」によって理不尽なまでに我を通してきたとしか思われない。
他人の悪口は蜜の味かもしれないが(2019年 3月 24日付)
このタイプの人間というのは、「こんなことを言ってる人もいる」なんて第三者の言葉めかした言い方をしがちだが、実はそうした悪口を影で言いまくっているのは、彼または彼女自身しかいなという例を私は嫌というほど知っている。
要するに彼は、私が最も我慢ならないタイプの人間である。OB を嫌な気分にさせたことに関しては、自分自身の不祥事(暴力団員との賭けゴルフや薬物事件等々)の方がずっと上回っているだろうに、よくまあ、他人のファッションぐらいのことでどうこう言えたものだ。
要するに、スーツにネクタイ締めてさえいれば大抵のこと(暴力団と付き合っても、変なクスリをやっても)は許されると思っているのだね。それにしては、彼自身の服装はわけのわからない悪趣味なのが多いという印象なのだが。
正直言って、私はとくに野球に興味があるわけでもなく、新庄新監督にことさらな思い入れがあるわけでもない。ただ、清原的なものの言い草には、条件反射的なまでにうんざりしてしまうのである。「まともなことを言う甲斐性がないなら、せいぜいおとなしくしてろ」と言いたくなってしまうのだよ。
彼は「不機嫌」ではなく「上機嫌」で周囲に影響を与える新庄新監督のようなタイプとは真逆なので、基本的に理解できないのだろうね。
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コメント
もうまさに、私が言いたいことと同じですよ。
・お前が言うな
・川上さんは100年も前に監督やってねえ
とね。このページ、日ハムの公式からリンクされてもいいくらいです(笑)。
投稿: らむね | 2021年11月19日 10:09
らむね さん:
やっぱり、フツーの感覚ならそう思いますよね。まさに「お前が言うな」ですね。
投稿: tak | 2021年11月19日 12:56
>さらに、「(OB たちが)みんな嫌な気分になっているのは間違いない」というのは、ある意味で卑怯な言い草である。不確かな他人を持ち出すことで、自分の言いたいことが正当化されているような気分になっているだけだ。
まさにこれ!
新聞記者などが政治家に質問する時によくある言い方。
「何々という声もありますがそれについてはどう考えますか?」
これは卑怯な質問の仕方ですね。不確かな他人を持ち出して自分の質問内容が正当であるとなかば決めつけるやりかた。
「私はこう思いますがそれについてはどう考えますか?」
となぜ堂々と質問できないのか。
最初から相手の反論を自分で受け止める気力がない。
反論の矛先を不確かな誰かに向けている。
卑怯な質問をして記者達は気持ち悪くならないのかといつも思う。
投稿: ハマッコー | 2021年11月20日 20:30
世論の関心を訊くマスコミと、自分の言いたいことを言っているはずの清原とは別。
投稿: らむね | 2021年11月20日 21:53
ハマッコー さん:
日本のマスコミは、「客観報道」を意識しすぎているような気がしますね。そのために、本当に客観的かどうかはわからない「世間の声」を過度に利用しているということはあると思います。
投稿: tak | 2021年11月21日 12:53
らむね さん:
それは確かにありますね。
ただ、ハマッコー さんへのレスでも触れたように、マスコミが「世間の不確かな声」みたいなものを利用しすぎている気はします。
投稿: tak | 2021年11月21日 12:55
全く同感です。
私は、everyone deserves a second chance と信じていますが、逆境から這い上がってきた人にはもう少し深い見識を期待したいです。
彼としては、保守的な立場を取ることで過去の「やんちゃ」な自分と距離をとっているつもりなのかもしれないとも思いましたが、これじゃあなあ、です。
投稿: きっしー | 2021年11月22日 11:10
きっしー さん:
>逆境から這い上がってきた人にはもう少し深い見識を期待したいです。
こうした発言をジャーナリズムに取り上げてもらっているということ自体が、"second chance" であると思いますが、それだけに「もう少し・・・」と言いたいですね ^^;)
あえて「いい子ぶりっ子」を演じても、ことさら感が強まってしまいますね。
投稿: tak | 2021年11月22日 17:03