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2021年12月17日

北朝鮮が金正日十周忌の服喪期間に入っているらしい

Gigazine が本日付で "北朝鮮が「笑顔」を禁止、金正日十周忌のため" と伝えている。10日間の服喪期間中は、飲酒、笑い、レジャー活動が御法度となり、食料品の買い出しさえもできなくなっているという。(どうせ、食料品なんか十分に供給されてないのだろうが)

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元記事は "North Koreans forced to mourn on 10th anniversary of former leader’s death"(12月 13日付)と、Fox News の "North Koreans banned from laughing, celebrating birthdays to mark anniversary of Kim Jong Il's death"(本日付)。ちなみに、金正日の服喪期間は本日からだ。

ただ、Gigazine の記事のタイトルは ”北朝鮮が「笑顔」を禁止” だが、Fox News は "North Koreans banned from Laghing" ("smiling" じゃない)としているから、いくらなんでも禁止されるのは「(声を出すほどの)笑い」なんじゃなかろうか。

「笑顔」まで禁止されたら、地がにこやかな顔の人はエラいことになる。ただ、下手するとそっちの方にまでエスカレートして、「10日間、ずっと悲しい顔をしていろ!」なんてことになりかねないコワさもあるが。

過去の服喪期間内に酒に酔っ払ってしまった人間は、どういうわけか「思想犯」として逮捕され、それっきり姿を見かけることがなくなったというのだから、かなりヤバい話である。冗談では済まされない。

というわけで、北朝鮮という国は現代の国家とは思われないようなところがある。その隣の中国も、かなりヒドいところがあるし、地球上のあの辺りだけは、指導者層の頭の中の基本的価値感が 1,000年前から変わっていないんじゃなかろうか。

日本が立派というわけでは決してないが、あんな国に生まれなかっただけまだ幸せというような気さえしてしまう。ただこれは、下手すると「目眩まし」として機能してしまい、ことさらな比較に走って、自国をムダに美化してしまいかねない感覚だが。

今日は大阪への出張帰りで疲れてしまったので、このくらいにしておこう。下手すると、本当に目が眩んでしまうかもしれないから。

 

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