政府の愚策エビデンスとしての「アベノマスク」
政府が「アベノマスク」の廃棄を決定したらしい。年度内がメドなのだそうだ(参照)。就任以来、最大の「明るいニュース」(?)が、前々政権のスーパー愚策の後始末というのだから、岸田首相も気の毒な役回りではある。
アベノマスクってやつは我が家にも届けられたが、ウチでは買い置きがあったから使う必要なんてまったくなかったし、そもそも届いた頃にはドラッグストアに行けば何のことなく買えるようになっていたから、ほとんど意味がなかった。昨年 4月には、米国のメディアにも嘲笑されている(参照)。
というわけで、我が家に届いたアベノマスクは、そのうち笑い話のネタに使えるかもしれないからと、そのまま引き出しの奥にしまいっぱなしにしてあった。ところがどこの引き出しか忘れてしまったので、このブログのネタに使おうとして探し出すのに苦労してしまった。やっと探し当てたのが、下の写真である。
改めてまじまじと眺めてみると、これじゃ確かに小さすぎるし、布目も粗くてウィルスなんて平気で素通りするだろう。それになにしろ 15% が不良品だったというから、ロクなもんじゃない。
政府の愚策エビデンスとして、永久保存してもいいぐらいだ。もっとも日本中の家庭に手つかずのままのがいくらでもあるだろうから、その上さらに 8,000万枚というのはまったく必要ないが。
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