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2022年1月26日

自分が「老害」扱いされないために

東洋経済 ONLINE に ”50代は「老害」か? 調査でわかった若手社員の本音” という記事がある。読んでみると、20〜30代の社員は 50代の社員に結構辛辣な印象をもっていることがわかる。ネガティブな意見で目立つのは、IT 化に関する意識の遅れ、パワハラ、セクハラ、積極的に働かないなどといった点だ。

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私は現在、直接には会社などの組織には属していないが、チームワークで仕事する機会はかなり多い。そして、今年の夏に「古希」(70歳)を迎える身としては、「50代」どころではないので他人事じゃない。

下手すると、自分でも気付かないうちに若手の仕事仲間に「老害」扱いされかねないんじゃないかと、ちょっと心配になってしまった。例えば最新の IT 機器やシステムなどは、若い頃は率先して仕事に取り入れていたのだが、最近は本当に必要になってあわててやり方を調べたりすることもあるし。

今の世の中、テレワークやオンライン・ミーティングなどで Zoom は必須アプリになっている。これを使っての 1 対 1 のミーティングなんかは何の問題もなくスイスイこなして来たが、先日、数十名の参加するミーティングで PowerPoint を使ってのプレゼンをする時にいきなり戸惑ってしまった。

パワポのプレゼン・ファイルは慣れた仕事なのでは何のことなくスイスイと作ってあったのだが、それを Zoom の画面上に表示するのに、「共同ホスト」ってやつの権限が必要だなんて、ちっとも知らなかったのだよ。「こんな基本的なこと知らなかったんですか?」なんて言われて、正直アセった。

泥縄でこの「共同ホスト」になったのだが、Zoom の操作画面がちょっとわかりにくいせいもあり、結構戸惑ってしまった。昔はこの程度のことは先回りしてどんどんやっていたのに、最近のツールをきちんと使いこなしていなかったことに改めて気付いた次第である。

それから、ややこしい複数のタスクを短時間で集中的にこなすなんてことも、昔はスイスイこなしていたが、最近は妙に神経が疲れてしまう。そんな事態は避けたいので、仕事は普段からチマチマ片付けておくに限る。

まあ幸いなことに、若手に「tak のおっさん、何遍教えても同じことを聞いてくる」なんて鬱陶しがられるようなことにはまだなっていない(と思う)。20年ぐらい前まで自分が言っていたことを、巡り巡って言われてしまわないように、常々体だけでなく頭のトレーニングも怠らないようにしておこう。

ちなみに、年は取っても「パワハラ/セクハラ」だけはしてないという自信はある。そういうのって、基本的に性分に合わないのだ。そして私は今、69歳 6ヶ月だが、上で紹介した問題の記事の写真(50代のオッサンということなんだろう)より、見かけだけは若いぞ。白髪、ないし。

 

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コメント

今考えると職場に「老害」と言っていい人がいましたね。
・口臭がひどい。もう凶器レヴェル
・鼻毛が鼻の穴から大量に飛び出している。
・仕事の手順書などは読まずに「教えて」ばっかり。「読めよ」と何度言ってもダメ。
・一つの問題がいつまでたっても解決できないので、見かねて解決法を教えてやると逆切れする。(自身に腹を立てた結果)
・話の中に「アレ、アレ、アレ、」が多く何を言いたいのかわからない。
このオッサンまだ50代なのに人員整理されました。
仕方ないですね。

今まで見てきた「老害」例
・駅中の通リで道を空けて上げたのに「俺が通るのが見えんのか」と怒ったジジイ。
・蕎麦屋で入れ歯を外すオバサン。
・電車の床に痰を叩きつけるオッサン。隣にいたオバサンも注意せず。
・スーパーのレジで金額を言われてからゴソゴソ財布を長時間かけて捜すオバサン。
限がないのでこの辺で。

私も老害と言われない様に気を引き締めていきます。

投稿: ハマッコー | 2022年1月29日 00:08

ハマッコー さん:

最初に挙げられたオッサンは、「老害」というより何らかの精神的障害があるんじゃないかという気がするほどですね。

この手の人はできるだけ仕事しないで、端っこの方にいてもらう方が、周囲は楽になると思います ^^;)

投稿: tak | 2022年1月29日 08:16

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