「税金払うのを忘れるな」というスパム・メール
最近、同じようなスパム・メールが立て続けに 2度届いた。最初のものはすぐに削除したが、2度目はさすがにイラッときて、このブログで注意を呼びかけるためにスクリーン・ショットを残しておいた。
スパム・メールのタイトルは ”Don't forget to pay the tax within 2 days!”(2日以内に税金払うのを忘れるな)というもの。こんな内容のものを英文でよこされても、最近外国に税金を払うようなことをした覚えはないからすぐにスパムとわかるが、気持ち悪いのは、差出人のメルアドである。
このスパムの差出人のメール・アドレスが、こともあろうに私のいつも使っているアドレスになっているのだ。そしてメールの書き出しは以下のようになっている(以下、 tak-shonai による日本語訳)
あなたは最近、私があなたの E-mail アカウントからメールしたことに気付いただろうか?
そう、これは単純に、私があなたのデバイスにトータルにアクセスしていることを示す。
続いて、こいつがどうやって私のデバイスに侵入したかというナンセンスなデタラメ話が語られ、「ネット配信のアダルト・ビデオを見ながら猥褻な行為をしているお前の動画をネット上に晒す」という脅し文句に続く。それが嫌ならば、ビットコインで 1,490 ドル(約 17万円)支払えというのである。
これ、身に覚えのある人なら、もしかして「やば!」なんて思ってしまうかも知れないが、生憎なことに、私は覚えがさらさらないのだよね。というわけで、「まったくもう、勝手にほざいてな!」と無視するだけということになる。
それにしても、こんなスパム・メールに騙されてしまうようなタイプの人には、英語ではなく日本語で送りつける方が成功確率がずっと高まると思うがなあ。いや、あるいは日本人は彼らのターゲットのほんの一部に過ぎず、コストパフォーマンス的には英語の方がいいのかもしれないが。
ちなみに相手のメルアドを騙ったメールを送信するというのは、割と簡単にできてしまうらしいのだが、よい子の皆さんはそんなこと決してしないようにね。
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