「雨乞い」ならぬ「晴れ乞い」で、MotoGP が成功
Gigazine に "豪雨に見舞われたロードレース世界選手権でシャーマンが「祈祷」を実施、わずか1時間で雨が止む" という本日付記事がある。オートバイ・レースの祭典、「ロードレース世界選手権(MotoGP)」のインドネシア GP で、シャーマンが「晴れ乞い」によって雨を止めたというのだ。
非科学的なことの嫌いな人は一笑に付してしまうだろうけれど、私は好きだなあ、こういうニュース。
この MotoGP というのは、二輪ロードレースの最高峰で、毎年世界中で 18レースを行ってチャンピオンを決するらしいが、今年は 25年ぶりにインドネシアが舞台の一つとして選ばれた。しかし、レース当日は悪天候に見舞われてしまったのである。
そこでインドネシアの運営元は、国内でも屈指の祈祷師と誉れの高い Rara Istiani Wulandari さんを召集して「晴れ乞い」をしてもらうことにした。なんと早い決断だろうか。そして Rara さんもすぐに応じて、雨の中で祈祷のパフォーマンスを行い、それがインドネシア中に中継された。
そして彼女が祈祷を初めて 1時間のうちに雨は止み、レースは無事に開催できたというのである。。
運営元が正式に(裏でこっそりじゃないという点に注目)祈祷師に「晴れ乞い」を依頼し、当然のごとくに国内にその模様が流れたというのは、インドネシアではこうしたことがしっかりと市民権を得ていることを示している。決して「アヤシい話」なんかじゃないのだ。
さらに Rara さんは「国内でも屈指の祈祷師」として名を知られているというのだから、これはもう、立派な「文化」である。そしてその文化パフォーマンスの結果、雨はしっかりと止んだというのだから、素晴らしい話じゃないか。
このあたりのことは YouTube でもしっかりと報じられているが、なにしろインドネシア語で語られているので、時々出てくる固有名詞などの英語以外は、さっぱりわからないのが残念だ。
話は変わり、かく言う私も仲間内では「晴れ男」として有名で、私の関わる出張や野外イベントは、99%以上の確率で晴れる。私と行動をともにするカメラマンなどは、「tak さんと一緒なら、天気の心配はいらない」と、全面的に信頼してくれているというほどのものである。
だから、天気の良し悪しというのは単なる自然現象じゃない。ここでは思い切って、「いい天気というのは、祈祷やパーソナリティの力で引き寄せられるのだ」と言っておこうと思う。
ちなみに「何を非科学的な馬鹿を言っているのだ」といった類いの「まともなコメント」は、この記事に限っては「洒落の通じない、単なる無粋」ということになってしまうので、その点はくれぐれも
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