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2022年3月30日

キッコーマンの卓上醤油差し入り を Amazon で注文

キッコーマンの「特選丸大豆しょうゆ 卓上 150ml」を Amazon で注文した。なんで Amazon なのかというと、近くのスーパーでは売り場になかったのである。3店ほど探したが、どこも卓上サイズの醤油差し入りは、ストアブランドの安っぽいペットボトル入りしか見つからない。信じられない事態だ。

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私は 2006年 9月 13日付の"「醤油さし」 のグッドデザイン" という記事で、このキッコーマンの醤油さしを絶賛している。絶賛しているのはなにも私だけじゃなく、この商品は 1993年にグッドデザイン賞を受賞し、さらに「時代を作ったグッドデザイン 100選」にまで選出されている。

この記事には「我が家では、この形の醤油さしを使い初めて、既に 20年ほどになる」と書いている。それ以前は妻が「一見オシャレなデザインの醤油差し」にこだわり、いろいろ買ってきて試したのだが、どれもみな使いにくくてアウトだった。

それで業を煮やした私が強力に主張して、独身時代に愛用していたキッコーマンを復活させ、今では 36年ほどになっているのである。ところがこれほど長く使っているうちに、さすがに赤い蓋の部分の注ぎ口が、少しだけ欠けてしまった。

完全に使えない状態というわけではないが、ビミョーに垂れてしまうので、ガラス瓶の部分に乾いた痕跡がついてしまう。そこで、まさに 36年ぶりに新しいヤツを買うことにしたわけだ。

ところが、既に書き出し部分で述べたように、近くのスーパーを 3軒廻っても、売り場に見つからないのである。36年前は醤油売り場の代表的な定番商品だったのに、今はどこにもない。これには驚いてしまった。

日本のスーパー業界は、世界に誇るべきグッドデザインを捨ててしまったようなのである。これを由々しき事態と言わずに、何と言えばいいのだ。

ところが、さすがに Amazon である。しっかりと見つかったので、喜んで注文した。日本の食卓は、これがないと始まらないのだよ。キッコーマンには、いつまでも末永く提供し続けていただきたいものである。

 

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コメント

仕方ないことだと思います。
プラスチックをふんだんに使った「真空状態が保てる容器」にシフトしてますからね。
醤油の酸化を防ぎ、新鮮な状態を保持する。
醤油に限らず、油の容器も変わって行く方向ですね。

ただねぇ、ボトルによっては、最後の最後で空気が混入して、最後の最後の醤油が注げない!
キャップ外して注ぐ敗北感…。

投稿: 乙痴庵 | 2022年3月30日 21:51

乙痴庵 さん:

>プラスチックをふんだんに使った「真空状態が保てる容器」にシフトしてますからね。

へえ、最近はそんなことになってたんですか。ちっとも知らなかった!

ただ、いずれにしても、私にとってはこのキッコーマンが最高です。

投稿: tak | 2022年3月31日 09:18

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