「くら寿司」店長が焼身自殺というニュース
文春オンラインに "「くら寿司」店長が店の駐車場で自殺していた 従業員は「上司のパワハラ」を証言" という記事がある。紙媒体では『週刊文春』の 4月 28日号に載っているらしい。
記事は "4月1日早朝、山梨県甲府市にある寿司チェーン店「無添くら寿司」に勤務する 30代の男性店長が、店の駐車場で自殺していたことが「週刊文春」の取材でわかった" という書き出しで始まる。駐車場に停めた自分の車に火を放ち、焼身自殺したのだという。
この店長に関しては、記事では "「本当に優しい人でバイトの子にも怒らない。面倒見が良く、従業員に好かれていた」(現役の従業員)" と書かれている。ところが「今年 3月に着任した上司のスーパーバイザー(SV)・X氏から日常的にパワハラを受けていた」と複数の従業員、元従業員が証言している。
そのパワハラというのは記事を読めばわかるが、かなり酷いもので、それを苦にした自殺だろうということは容易に想像できる。ところがこの問題について、当の上司やくら寿司本社にコメントを求めても、まともな回答はない。
この寿司屋に関しては、当ブログでも過去に 2本の記事を書いている。
「くらコーポレーション」 の試験官が辞表を書いた方がいい理由(2010年 9月 6日付)
「くらコーポレーション」社員から内部告発があって(2010年 9月 20日付)
2本目の記事は、前の記事に付けられた、くら社員の内部告発コメントを元にしたものである。内容はリンク先を読んでもらえばわかるが、くら寿司の内部事情は聞けば聞くほどひどいものであるらしい。
というわけで私はこの記事を書いて以来 12年ほど、くら寿司は徹底してボイコットしている。そんなひどい店でメシを食おうなんて気には、到底なれないからね。
ところが問題は、私が大の贔屓にしているビジネスホテル、「ホテル昭和」(参照 1、参照 2)というのが、中央道の「甲府昭和インター」を降りてすぐのところなのだが、そのホテルのすぐ隣に、なんと「くら寿司」があるのだ。
日が暮れて到着した時など、つい「晩飯はとなりの回転寿司でちゃちゃっと済ますか」なんて思うこともあったが、皓々と光る「くら寿司」の看板を見た途端に、「ああ、いかん、いかん、他で食べよう」となってしまう。
で、さらなる問題は、この酷い事件のあったのが "山梨県甲府市にある寿司チェーン店「無添くら寿司」" と報じられていることだ。「おいおい、『ホテル昭和』の隣の店じゃないだろうな」と驚いて調べてみたところ、「ホテル昭和」の住所は甲府市ではなく、「中巨摩郡昭和町」とわかった。
ネット検索してみたところ、甲府市にあるくら寿司は「甲府上阿原店」しか見当たらない(悪いけど、店名晒しちゃった: 参照)。別の店舗らしいとわかってちょっとだけ安心したが、だからといってホテル昭和の隣の店舗なら入ってみようかという気には到底なれないので、そのあたり、
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