「あおんなよ」と言いながら自分で煽るクルマ
先日、クルマでつくばの田舎道(追い越し禁止区間)を走っていたところ、後ろのゴミ収集車が微妙に車間距離を詰めてくる。こちらだってノロノロ運転しているわけじゃないので煽られる覚えはないのだが、「しょうがねえなあ」と左ウィンカーを点滅させて停まったら、さっと追い抜いて行った。
私は後ろから車間距離を詰められたら、鬱陶しいからすぐに停まって追い抜かせてやることにしている。「先日は 10km 近くずっと煽られっぱなしで、コワかった」なんて言う人がいるが、「なんで、停まって追い抜かせてやらなかったの?」と聞きたくなってしまう。
ところがこの日は、その先に正真正銘のノロノロ運転のクルマがいて、私を追い抜いて行ったゴミ収集車は明らかにイラり気味でそのクルマを煽っている。ただ、前のノロノロ運転手は免許を取ってこの方、バックミラーなんて一度も見たことのないタイプのようで、この煽りに全然気付いていない様子だ。
そして赤信号で停止している間にこちらも追いついてしまい、そのゴミ収集車をよく見たところ、自治体所有のクルマではなく、民間のクルマがゴミ収集事業を請け負ってやっているもののようだ。そりゃ、自治体のクルマだったら、こんな煽り運転はまずしないよね。
上の写真はその信号停止の間にちゃちゃっとスマホで撮ったものだが、このクルマ、後ろにステッカーがペタペタ貼ってある。左側には日の丸をバックにした「あおんなよ」(「なめんなよ」じゃない)、真ん中の下には「低速御免」の文字が見える。
いやはや、「低速御免」で「あおんなよ」との意思表示をしているクルマが、前のクルマをしっかり煽っているのだから、世の中というのはおもしろい。このように「言うことと、することが逆の人」ってのは、どこでも結構多いよね。
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