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2022年5月11日

"Hey Jude" の歌詞(「ラ〜ラ〜ラ〜」じゃないのよ)

先日、運転しながらカーラジオを聞いていたとき、何の番組だか覚えていないのだが、歌詞に「ラララ」の付いた歌を集めて流すという企画をしていた。ちなみに昔、TBS ラジオで「ラ・ラ・ラ ♪ 日ようび」という番組があったが、これはとっくに終了しているので、関係ない。

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で、Mr.Children の『ラララ』とか、大黒摩季の『ら・ら・ら』とか、いろいろな曲を流した後で、「でも、極めつけはやっぱりこれですよね! 『ラララ』がものすごく長いんですけど」なんて言って、The Beatles の ”Hey Jude” を流し始めた。

この時、前半はカットされて、いきなりのように後半の「ラララ〜」(と思い込まれている)辺りから流れ始め、キャスター(残念ながら名前は知らない)まで一緒になって「♫ ラ〜ラ〜ラ〜 ララララ〜」と、ノー天気なノリで歌い始めたのだった。

私は運転しながらどえらくシラけてしまい、「おいおい、"Hey Jude" の後半の部分は、『ラララ』じゃなくて『ナナナ』なんだけどなあ」と呟いていたのである。「ラララ」と思っている人が多いようだが、あれ、実は "na na na....." なのだよね。

嘘だと思うなら、下のビデオの開始後 4分あたりから後を再生して聞いてみてもらいたい。よく聞けば "na na na....." だとわかると思う。

実際の音を聞いても「ちょっと、ビミョーすぎて・・・」と言うなら、もう手っ取り早く原語の歌詞のページに飛んでみればいい。一番上の写真をクリックして、ずっとスクロールすれば、下の画像の部分が表示されるはずだ。確かに「ナナナ」でしょ。

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ちなみにこれ、その昔の 1970年代頃は ”da da da..." と表示されることもあった。何しろ当時は、英語の歌の歌詞表示って、聞いた人が聞こえたように書き写して出版するなんてことがフツーにあったからね。それでも、"la la la..." というのは見たことがない。

そして最近はさすがに、Paul の書いた通りの "na na na....." が正解ということで、しっかりと定着したようなのである。

ところがこの番組を聞いているうちに、ますますシラける事態に至った。このキャスター、いかにも英語っぽく歌おうと下手に気取ったみたいで、やたらキザな調子で「♫ ゥラ〜ラ〜ラ〜、ゥララララ〜」なんて感じでやり始めたのである。太字の部分、発音が "la" じゃなくて ”ra" になっちゃってるのだ。

”Na” の発音は、舌を上顎に付けるから、同じく舌を付ける "la" と聞き違えても「ま、しょうがないか」と思ってあげてもいいが、"ra" はまったく違う発音で舌を付けないから、このデララメ混在は気になる。というより、気に障る。気に障りすぎて、「不愉快の域」に達する。

多くの日本人は ”L” と ”R” の発音が区別できないという定評があるものの、"na na na..." を "la la la..." と間違えた上に "ra" を混ぜこぜにしてしまうとなると、リアルタイムで The Beatles を聞いて育った世代としては、「おいおい、こりゃもう、許せんなあ!」と思ってしまうじゃないか。

「頼む、スタジオのマイク、切ってくれ!」てなものだ。

というわけなので、"Hey Jude" を歌うときは、発音に十分気をつけようねということで、その辺り、どうぞ

Yoroshiku4

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音楽」カテゴリの記事

コメント

こりゃ勉強になりました。
ありがとうございました😭

「LとRの発音」については、中学3年のときの先生から、「日本人は馴染みのない発音だから、エルのときは上顎にしっかり舌をつけて発音しておけば、とりあえずなんとかなる。」とご教示をいただきました。

「だけど受験英語よりも、ネイティブ(ネイティヴ?)と会話している方が、会話は身につくからね。」
と、受験英語と英会話の境界線も習いました。

投稿: 乙痴庵 | 2022年5月11日 18:31

乙痴庵 さん:

>エルのときは上顎にしっかり舌をつけて発音しておけば、とりあえずなんとかなる

まさにその通りで、一方、R は舌を泳がせるイメージで「ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロ」って感じにすればイケます。

”Listen" は、舌をしっかり付けてきっぱりと「リスン」
”Repeat” は、舌を泳がせてホワンと 「ゥリピーt」

投稿: tak | 2022年5月11日 19:33

ポールの可愛い映像懐かしい! 私も夢中になった世代なので、レコード(当時はCDなど無かった)ジャケットの歌詞を見て、彼の独特な発音を真似したりしました。

そのキャスターさん、適当な耳覚えと、ラララ・・・と使われがちなフレーズの先入観だけでノリノリになったつもりなのでしょうが、ファンとしては不愉快極まりないですね。彼の歌(?)が終わるまでカーラジオのボリュームをゼロにした方がイライラしないで済みます。

投稿: K.N | 2022年5月11日 22:29

K.N さん:

>そのキャスターさん、適当な耳覚えと、ラララ・・・と使われがちなフレーズの先入観だけでノリノリになったつもりなのでしょうが、ファンとしては不愉快極まりないですね。

モロにわかっていただき、ありがとうございます。共感者が現れてくれただけでうれしい!

>彼の歌(?)が終わるまでカーラジオのボリュームをゼロにした方がイライラしないで済みます。

実は、私もダイヤル変えて他の局にしました。そうでもしないと、事故っちゃいそうでしたので ^^;)

投稿: tak | 2022年5月12日 07:06

高校生の頃、バンドを作って Hey Jude を歌ってましたね。
Na Na Na ですね。
其のキャスターは Hey Jude をたいして聴いてないですね。

話変わって、
The minute you let her under your skin の意味が当時分からないまま歌ってました。メンバーの女性がここのところの歌詞なんだかやらしいわねなんて言ってました。昔話です。

投稿: ハマッコー | 2022年5月13日 01:28

ハマッコー さん:

>其のキャスターは Hey Jude をたいして聴いてないですね。

キャスターだけでなく、番組スタッフに至るまで、全然わかってないって雰囲気でした ^^;)

>The minute you let her under your skin

これって、和訳しようがないですね。
しっかり抱きしめてるとか、一体になってるとかいう感じかなあ。

投稿: tak | 2022年5月13日 08:26

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