ドーミーインとスーパーホテル
PRESIDENT Online に ”大浴場のシャワーが勝手に止まらない・・・出張族がビジネスホテル「ドーミーイン」を偏愛する理由” という記事がある。実は私も、先日の高知出張の折に「天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知」というクドい名前のところに泊まったばかりなので、つい反応してしまった。
私は 2017年 11月 4日付の「ビジネスホテル品定め 2」という記事でも書いているように、全国チェーン展開のビジネスホテルの中では、このドーミーインとスーパーホテルをお気に入りのベスト 2 としている。というわけで、今回の高知のドーミーインも、しっかりと満足した。
ただ、冒頭に紹介した PRESIDENT Online の記事は、クリックして行ってみればわかるように、デザインがドーミーインを展開する共立リゾートのページ(ドーミーイン高知もその 1つなのだが)にそっくりなのが気になる。写真も共立関連会社からしっかりと提供されているようだし。
つまりプレジデントのこの記事って、「ワニブックス PLUS 新書」の非公認ガイドブック『Have a nice ドーミーイン 「一泊すると住みたくなる」最高のビジネスホテル』" という本の紹介みたいな体裁だが、実は共立リゾート協賛の、俗に言う「広告記事」なんだろうと思ってしまうのだよね。
ワニブックスの本も「非公認」とは言いながら、おそらく共立リゾートの肝いりで、つまり半分は「自画自賛」なのだろう。だからと言ってこの記事が「金の力で書かせた嘘八百」ってわけでは決してなく、確かに素晴らしいビジネスホテルではあるのだが、「半分は広告」という点は意識しておく方がいい。
で、私の「ビジネスホテル品定め」に戻るのだが、お気に入りのドーミーインとスーパーホテルを比較すると、ドーミーインの方の値段がやや高い。その分、満足度の高いのも当然だが、スーパーホテルはコストパフォーマンスがいいと言うこともできる。
例えば、スーパーホテルでは一つの大浴場が時間帯によって男女入替制になっていたりするところもあるが、ドーミーインはどこもちゃんと男性用と女性用の 2つの浴場に分けられている。つまり、時間を気にせず入れるというわけだ。ただ店舗数で言えば、スーパーホテルの方が断然多いので、予約はしやすい。
というわけで、私としてはできるだけこの 2つのビジネスホテルのどちらかを選びたいと思っているのだが、出張先によってはこのどちらも無かったりすることも多い。まあ、ベッドがあってインターネット接続できさえすればいいわけなのだが、やはり大浴場とビュッフェスタイルの朝食は、かなりありがたい。
そんなわけで来月に出かける福島県では東横インになったりするのだが、はっきり言って満足度はガクンと落ちるのだよね。このホテル、日本中どこにでもあるけど、大浴場がなくて、朝食は基本的にパン(または、おにぎり)と飲み物だけ。それでいて宿泊費はそこそこ取られるんだもの。
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