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2022年6月19日

ゾウは忘れない そしてもちろん人間も

本日付の COURRIER に "なぜここまで凶暴に? 「類を見ないほどの不可解な謎」ゾウに踏みつけられ亡くなった女性の葬式に群が再来する" という記事がある。野生のゾウに踏みつけられて亡くなった女性の葬式の準備をしている時に、そのゾウが群れをなして現れ、遺体を空中に放り投げたというのだ。

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この記事は「村人はインド紙『タイムズ・オブ・インディア』に『こんなにも恐ろしいゾウは、見たことがありません』と話し、ここ数年で最大の謎だと述べている」と結ばれている。しかしこれを伝えた Twitter 記事のコメント欄は、かなり違ったトーンだ(参照)。

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ヒンドゥー語(・・・だと思う)のコメントはまったく読めないが、英語のコメントのほとんどは、「殺された女性は意図的にではないにしろ、ゾウに対して何か害になることをしてしまったのだろう」と推測している。ゾウの領域を侵して汚してしまうとか、小さなゾウに何かしてしまうなどのことだ。

"Elefants never foget" ・・・ そうしたことを、「ゾウは忘れない」というのである。

記事を読む限り、ゾウは単に手当たり次第に暴れまくったというわけではない。明らかにターゲットを 1人の女性に絞り込んでいるのだから、そう考えるのが自然なことに思われる。殺された女性には本当に気の毒なことではあるが。

そして「忘れない」ということで言えば、同じ日のニュースに【「いじめた人は一瞬で忘れるが僕は一生恨んでいる」“ジャンポケ” 斉藤慎二さんが壮絶な体験を語り続ける理由】という記事がある。

彼ががテレビに出演して小中学校時代ににいじめられていた体験を語ったところ、かなり大きな話題になったらしい。すると、当時いじめる側の中心にいた人物から電話がかかってきたという。

それは「いじめのやつ記事で見たんだけど、いじめてる側に俺って入ってる?」という確認の電話だった。彼は「家族ができたから、名前を出さないでくれ」と言って電話を切り、謝ることは一切なかったとある。

何て卑怯なヤツだと呆れてしまった。このことだけで、名前を出してしまうに十分値する。

害を与えられた側は、そのことを忘れない。ゾウも人間も同じである。

 

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コメント

>先生に相談すると、「それは斉藤くんに理由があるのかもしれないね。だから、みんなはひと言ずつ斉藤くんの悪いところを言っていこう」と言った。
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酷い教師がいるもんですね。

私も小5、6年と同一の女教師で当たってしまい不快な想い出で一杯です。
急にヒステリーになって怒鳴りつけてくることが日常でした。
「体積はCCで表すのよ」って言ったので「何でCCなのか」と聞くと一瞬詰まって「昔からそういうことになってるのよ」って怒ってお終いでした。他の生徒の前で恥をかかされたと思ったのか増々私への風当たりが強くなりました。

ある日通学路で暴力事件があったようで、教師は私を自宅に呼びました。そして「あんたが犯人だろう」としつこく詰め寄られました。
根拠は何もないのにです。結局疑いは晴れましたが
「疑ってすまなかった」の一言もありませんでした。

人生では暗黒の二年間でした。この女教師のヒステリックな声は鮮明に覚えてます。ゾウがしたように踏みつけたい気分ですね。いじめられたほうは決して忘れません。

投稿: ハマッコー | 2022年6月20日 02:22

ハマッコー さん:

>>先生に相談すると、「それは斉藤くんに理由があるのかもしれないね。だから、みんなはひと言ずつ斉藤くんの悪いところを言っていこう」と言った。

本日の記事では敢えて触れませんでしたが、本当にひどいし、ハマッコー さんの女教師も、ひどさではひけをとりませんね。

つらつら思うんですが、結局のところ、いじめるヤツって、頭が悪すぎなんだと思います。要するに、馬鹿ってことです。馬鹿にブレーキ要因が欠けると、どうしようもありません。

投稿: tak | 2022年6月20日 03:17

ほとんどの教師は教育者として充分であると思いますが、一部のそうでない例が強調されてしまうのは致し方ないですね。

私も小中高の担任の中で1人だけ”ヤバい”のがいて、確か小4のときの50前後の女教師です(小3の担任がそのまま持ち上がるはずが産休で交代してしまったのが返す返すも残念です)。
あるとき「昨日やったテストの答案が、らむね君のだけ無い。家に持って帰ったでしょう」と言われ、「そんな、出したはずです」と抵抗したものの「先生は教室で回収してそのまま職員室に持って行ってナンチャラカンチャラ、失くすはずがありません。らむね君が持って帰ったに決まっています」とまくしたてられ、それ以上抗弁することもできず、「昼休みに家に取りに行きなさい」となりました。
仕方なく従ったのですが、ところが私の家は校内トップクラスに”遠い”のです。当時の足で片道40分、私の家から100mも離れればそこは「遠すぎるのでバス通学をする地区」というところでした。当然昼休み中に戻ってこれるはずも無く、5時間目も終わって6時間目に教室に戻った記憶があります。「無かったです」といってそれ以上は追及されませんでした。多分往復1時間半もかかる家の子を、”授業を受けさせない”という処置にしてしまったことに気付き、青ざめていたのでしょう。なお、家にも答案はありませんでした。

大人になり塾講師になりましたが、もし回収したはずの生徒の答案が無ければ、我々講師のほうが大問題です。なぜ枚数を確認していないのか、と。そりゃそうですよねえ。私に子がいて同じ目に遭ったら猛然と抗議していますね。(今度親がこれを知っているか訊いてみますわ。祖母が家にいたはずですが)

投稿: らむね | 2022年6月20日 17:05

らむね さん:

いやはや、いろんな教師がいるものですね。啞然としてしまいます。

思えば、私が中2のときの担任も酷いヒステリー教師でしたが、彼女にはいつもいじめる「カモ」がいて、私は遠離っていられました。

しかし、その「カモ」にされていたのが私の親しい友人だったため、時々は彼を護るために敢然と食ってかかり、そしてその度に「勝利」してました。それで彼女は、私からはますます遠離ってくれてました。

投稿: tak | 2022年6月20日 20:09

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