「酒を飲まない方がクール」というライフスタイル
HUFFPOST に 「お酒は飲まない方がクール、若者の新たなライフスタイル、ソバーキュリアスとは?」という記事がある。「ソバーキュリアス」の元の英語は "sober curious" だという。
「しらふの、真面目な」という意味の "sober" と、「奇妙な、興味がある」という意味の "curious" を合わせたもので、「酒を飲まない選択的ライフスタイル」を表す。なるほど、それってこれまでの価値感からすると、「真面目で奇妙」なことと言えるのかもしれない。
記事には "欧米のミレニアル世代を中心に数年前から広がりを見せている「ソバーキュリアス」ムーブメントが、ここ最近日本でも広がりを見せている" とある。私も最近、酒を飲まないライフスタイルになっているので、ありがたい傾向だ。
決して禁酒しているというわけではないのだが、酒は飲んでも月に 1〜2度、ほんの少量でしかない。今年 3月 16日に ” 「減酒」には「忘酒」するぐらいになるのが一番” という記事を書いているように、普段は酒をほとんど忘れてしまっている。
ところで、近頃コロナ禍が下火になってまたしても出張が増えているが、出張先で夕食を食うのにかなり難儀している。私は肉も食わないので、「酒なし、肉なしの夕食」を摂ろうとすると、店の選択肢が本当に限られてしまうのだ。
先日の松山出張の際も、ホテルのフロントで「この辺で夕食の店はありますか?」と聞くと、「はい、鯛飯屋さんが何軒かあって、お酒を召し上がりながらの食事にいいですよ」なんて言う。とにかく「旅先での夕食は酒を楽しみながら」という前提での回答しか用意されていない。
ハンバーガー・ショップや牛丼チェーン、ラーメン屋、とんかつ屋みたいな店なら、探せば見つかるが、肉を食わないのだからこれらは初めから選択肢に入らない。そしてそれ以外で日が暮れてからも開いているのは、「酒が付きもの」といった風情の店がほとんどだ。
ファミレスなら酒なしでノーミートのメニューを選べるが、そうした店はちょっと郊外の幹線道路沿いに多く、地方都市の駅に近いホテルの周りには滅多にない。そんなわけで、最悪だと駅構内の立ち食い蕎麦屋で食うしかなくなってしまったりするのだ。
日本でもこの「ソバーキュリアス」が広まってくれれば、日の暮れた街で、酒を飲まずに夕食を食べるための選択肢が少しは増えてくれるだろうし、そうなったら本当にありがたい。しかしとくに地方都市などでは、自分が現役で仕事をしているうちには実現されそうにない気がする。
ちなみに "sober curious" というのは、「ソバーキュリアス」より「ソーバ・キュリアス」とする方が実際の英語に近く、カタカナ言葉としての語感もいいと思うんだがなあ。
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- バナナ 1本を、割り箸で食うという機内食(2023.02.28)
- なか卯の新メニュー「あさりバターうどん」はイケる(2023.02.09)
- 博多ラーメンの「臭み」と「アンモニア臭」は別物(2022.11.29)
- 白米は「研ぐ」が、玄米は「洗う」で十分(2022.08.20)
- スーパーの店頭からイカが消えてしまった(2022.08.13)
コメント