「最高にだめな左折」等々
栃木県の烏山自動車学校の「最高にだめな左折」という tweet が話題になっている。リンク先に飛ぶと、どんなに「ダメ」か動画で見ることができる。
なるほど、左折するのに一度大きく右にふくらんでから曲がっている。これだと左側が大きく開き、バイクや自転車が巻き込まれやすく、さらにセンターラインを超えてしまっているので、対向車に接触してしまいやすい。
昔は「内輪差があるから」とか言って、多くのドラバーがこんな感じで大げさに右にふくらんで左折していたが、今でもたまに見かける。かなり危険な曲がり方だ。
さらに、「停止位置は大事なんだ」という tweet もある。交差点で停止線を大きく越えて停止するクルマが珍しくないが、これだと右側から大型車が左折してくる場合に接触してしまいやすく、曲がりきれない場合もある。停止線の位置というのは、ちゃんと意味があるのだ。
私はこんなように停止線を大きく越えて停まっているクルマの後ろで停車する場合、いざという時に前のクルマがバックしてこれるように車間を大きく開けて停まることにしている。それにしても、上の写真のケースでは横断歩道を完全に越えちゃってるよね。
もう一つ、「信号機の無い横断歩道で譲られたから譲り返してみた」という tweet も、最近よく遭遇するケースだ。歩行者が横断しようとしている横断歩道の前で停車するのだが、そこで「譲り合い」になってしまうことが多い。
運転者としては、せっかく停まってあげているのだからさっさと横断してもらいたいのだが、歩行者の方が妙に遠慮するので、逆に面倒なことになってしまう。ただ、こうした場合は対向車が停止せずにどんどん通り過ぎる場合もあるので、結構注意が必要だ。
というわけで、この烏山自動車学校の tweet は、なかなかの問題提起をしてくれていると思う。それにしても「最高にだめな」というレトリックは、かなり刺激的だよね。
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