「増田」と名付けられた界隈の印象
今月 26日の記事で「アベガー」というネットスラングについて調べてみた結果を書いている(参照)が、今日は「増田」という言葉がさっぱりわからないので調べてみた。この言葉、「はてなブックマーク」でしょっちゅう見かけるのだが、謎だったのだよね。
「ねとらぼアンサー」というサイトの "増田さんって誰? ネットでよく見る謎の人物「増田」の正体" というページには、次のように書いてある。
増田とは、はてなが運営しているサービスのひとつである「はてな匿名ダイアリー」そのもの、あるいははてな匿名ダイアリーのユーザーのことを指します。増田という呼び名の由来は、はてな匿名ダイアリーの英語表記である「アノニ“マスダ”イアリー(Anonymous Diary)」から。
そういうことだったのか。「はてな匿名ダイアリー」って、行ってみるとこんな感じである。いろいろな匿名エントリー(多くは、せいぜい 1行ほど)があり、それぞれに短いコメントがゾロゾロ続いている。よほど多くの「増田さん」がいるようだ。
私が覗いてみた時点での「人気エントリ」のトップは「安倍元総理の献花に行ってきた」という記事で、リモートワークの途中で家を抜け出して、2時間弱献花の列に並んだ体験のレポートである。「増田」の中では比較的長めの記事だが、さすがに人気エントリだけあって最後までダレずに読めた。
で、この記事へのコメントのトップにあるのが「やっぱテレワークってこういうカスがいるからダメだな」というもので、なるほど、これこそ「増田っぽさ」というものなのだね。
冒頭の画像で紹介した「増田でのはてブ批判が恒例行事みたいになってるが」というエントリーは、こうした傾向への警鐘みたいな意味で書かれたのかもしれない。内容は以下のようなものだ。
一番はてブで良くない部分が現れていると思うのは、批判されていることそのものよりも、
その記事のブクマで、おどけたコメントで話を反らしたり、何を本気になっているの?と馬鹿にするようなふりをして、正面から向き合って省みようとはしない態度だと思う。
なるほど、なるほど。ただ、このエントリーにも「何を本気になっているの」的なコメントが多く付いているのが痛恨だ。
もしかしたら個人でブログ運営するよりも、この「増田」に書き込む方が多く読んでもらえるのかもしれない。ただ個人的には、この界隈の住人になりたいとはとは思わないなあ。
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コメント
存在を覚えておいでかどうかわかりませんが、かの「日本死ね」がその増田ですよ。
https://anond.hatelabo.jp/20160215171759
投稿: 柘榴 | 2022年9月29日 21:54
柘榴 さん:
おや、そうでしたか。時々は注目エントリーがあるんでしたら、無視はできませんね。
ありがとうごぜえますだ。(失礼しました ^^;)
投稿: tak | 2022年9月30日 06:41