「東京カリント」と「くまモン」のコラボ
昨日、当サイトの右サイドバーにある「人気記事ランキング」の項目で、いきなりのように "「東京カリント」は、大阪で食べても「東京カリント」だが " という 8年前の記事がトップに躍り出ているので驚いた。書いた当人が「なんでまた、こんな記事が・・・」と思うほどの「藪から棒」的現象である。
これはもう、東京カリントが何か画期的なことをしているに違いないと思い、試しに「東京カリント キャンペーン」でググってみると、「Twitter プレゼントキャンペーン」というのに行き当たった。締め切りが 10月 17日(昨日)だというので、急にアクセスが増えたのかもしれない。
それにしても、こんなようなことで私のブログにアクセスしてくる人も少なからずいるのだね。なんだか複雑な思いである。
ただおもしろいのは、東京カリントの売り物は社名が示すように「かりんとう」のはずなのに、このキャンペーンの対象はなぜかドーナツで、「ハロウィンドーナツ」なんて銘打たれている。しかも、東京から遠く離れた熊本県の「くまモン」がフィーチャーされているではないか。
一体どういうことなのかと調べてみると、東京カリントが今年 9月からドーナツも扱い始めたとわかった。"くまモンパッケージが熊本県牛乳使用をアピール。深く豊かな味わいの「ミルクチョコドーナツ」" という時事通信の記事(2022年 9月 5日付)に詳しく書いてある。
いやはや、ちっとも知らなかった。いかにかりんとうの名門、東京カリントといえども、今どきはそれだけにこだわっていては時代に乗り遅れるということなのか。しかも「ドーナツはドーナツでもひと味違う」というアピールのため、熊本県とコラボしてるというのも、なかなかおもしろい。
マーケティング的な視点からすると、東京カリントとくまモン、どちらもエラい! なにしろウチのブログの記事へのアクセスまで急増させてくれてるのだから、他にもいろいろな波及効果があるのだろう。
それにしても、くまモンの存在感というのは圧倒的だね(参照)。
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