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2022年10月21日

新型コロナ "第8波" の来るのは確実らしい

NHK が 「新型コロナ "第8波" は来る? 来るならいつ? 専門家の分析は」というニュースで、"ようやく新型コロナの「第7波」がようやく収まってきたかというタイミングで、もう「第8波が来る」という話が出てきています" と報じている。いやはや、もううんざりなのだが。

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私は 9月 15日付の "コロナのパンデミック、3年経ったら「飛んでいけ〜」" という記事で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスのパンデミックについて出した「まだ到達していないが、終焉が視野に入っている」という声明を歓迎している。しかしその「視野」というのは、かなり遠くを見ているらしい。

NHK は今回のニュースで、「このところ、新型コロナの次の感染拡大「第8波」への危機感をあらわにする発言が専門家から相次いでいます」と伝えている。こんなような具合だ。

「専門家の間では、コロナに関してはかなり危機感がある」(10月12日 厚生労働省専門家会合 脇田隆字座長)

「日本でもこの冬、かなり大きなコロナの感染拡大が起きるおそれがあるという認識を共有している。これにインフルエンザの流行が重なれば医療体制にさらに深刻な負荷がかかるおそれがある」(10月13日 新型コロナ対策分科会 尾身茂会長)

13日には分科会の尾身会長も「医療の専門家からは新型コロナ単独で第7波を大きく上回るような感染拡大が起きる可能性があるという危機感が示された。

7月から始まった「第7波」は 8月のピーク以降、ずっと下降傾向にあるが、最近になって横ばいから増加傾向に転じているとされる。気温低下による換気不足や旅行支援策による人との接触機会の増加などの要因で、感染増加のリスクは確実に高まっているようなのだ。

名古屋工業大学の平田晃正教授が行った AI を使った予測によれば、ここしばらくは感染者数はそれほど変わらなそうだが、年末年始はかなり増加するということのようだ。さらにインフルエンザとの同時流行も懸念されるというから、厄介な話である。

今年の年末から正月にかけても、これまで同様に家で大人しくしている方がよさそうである。もうそろそろマスクを外して自由に出歩きたいのだが、それはもう少し先になるようだ。

 

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